過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、旭有機材株式会社を中心に、子会社18社及びその他の関係会社1社で構成され、管材システム事業、樹脂事業及び水処理・資源開発事業の3部門で製品の開発・製造・販売を行っています。
事業セグメント
- 管材システム事業: 当社及びアサヒアメリカ, Inc.が製造・販売し、アビトップ㈱、大和興産㈱、アサヒコリア Co., Ltd.及びアサヒアジアパシフィック Pte., Ltd.が代理店として販売を行っています。旭有機材商貿(上海)有限公司は、旭有機材閥門設備(上海)有限公司が加工・製造した製品と当社で製造した製品の販売を行っています。エーオーシーアセンブル㈱には加工・製造を委託し、アサヒAVヨーロッパGmbHには市場開拓及び販売を委託しています。
- 樹脂事業: 当社及び旭有機材樹脂(南通)有限公司、アサヒモディマテリアルズ Pvt., Ltd.及びアサヒユウキザイメキシコ S.A. de C.V.が製造・販売を行っています。㈱ランドウィックは断熱材の吹付・内装工事を行っています。
- 水処理・資源開発事業: ドリコ㈱及びドリコアクアサーブ㈱は、水処理施設の設計、施工、維持管理の請負及びさく井工事の設計、請負を行っています。旭環美水処理(蘇州)有限公司は水処理設備の製作・販売を行っています。
セグメント別の業績は?
事業の特徴・強み
- 多様な事業分野にわたる製品の開発・製造・販売を行い、国内外の関連会社と連携した広範な販売ネットワークを持っています。
今後の展開・方針
詳細な今後の展開・戦略は記載されていません。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
当社グループは、長期的成長が期待できる製品分野における新規および増設設備投資を重視し、生産設備の合理化、省力化、品質安定向上維持を目的とした投資を継続的に実施してきました。各年度において、射出成型機の更新、RCS工場への投資、地熱開発、資源開発事業への投資、基幹システムの更新などを行い、設備投資総額は年々増加しています。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2015-03-31 (3,770百万円)
目的: 新規事業, 生産設備の合理化, 設備更新
詳細: 配管材料生産設備の合理化・省力化、米国子会社の工場移転、インド子会社のRCS工場への投資、掘削機材への投資、事務所設備の更新 - 2016-03-31 (1,990百万円)
目的: 新規事業, 生産設備の合理化, 設備更新
詳細: 射出成形機の更新、配管材料生産設備の合理化・省力化、電子材料樹脂工場への投資、掘削機材周辺設備への投資、開発用分析装置の更新 - 2017-03-31 (1,936百万円)
目的: 新規事業, 生産設備の合理化, 設備更新
詳細: 射出成形機の更新、配管材料生産設備の合理化・省力化、倉庫集約化による保管設備への投資、新規の環境薬剤事業への投資 - 2018-03-31 (1,786百万円)
目的: 新規事業, 生産設備の合理化, 設備更新
詳細: 射出成形機の更新、加工機への投資、メキシコ子会社のRCS工場への投資、地熱開発への投資 - 2019-03-31 (2,919百万円)
目的: 新規事業, 生産設備の合理化, 設備更新
詳細: ダイマトリックス製品用加工工場新設、成形機への投資、メキシコ子会社のRCS工場への投資、インド子会社の倉庫増設への投資、地熱開発への投資 - 2020-03-31 (2,791百万円)
目的: 新規事業, 生産設備の合理化, 設備更新
詳細: ダイマトリックス製品組立用クリーンルームの拡張、物流倉庫の買取、海外設備投資、水処理設備の運転・保守サービス事業の譲受 - 2021-03-31 (2,446百万円)
目的: 新規事業, 生産設備の合理化, 設備更新
詳細: 大型射出成型機の更新と工場増築、需要拡大に合わせた設備投資、地熱事業への投資 - 2022-03-31 (1,727百万円)
目的: 新規事業, 生産設備の合理化, 設備更新
詳細: 射出成型機の更新、需要拡大に合わせた設備投資、資源開発事業への投資 - 2023-03-31 (5,012百万円)
目的: 新規事業, 生産設備の合理化, 設備更新
詳細: 射出成型機の更新、需要拡大に合わせた設備投資、資源開発事業への投資 - 2024-03-31 (5,533百万円)
目的: 新規事業, 生産設備の合理化, 設備更新
詳細: 射出成型機の更新、需要拡大に合わせた設備投資、資源開発事業への投資、基幹システムの更新
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。
関連会社情報
以下は関連会社の情報です。
連結子会社
会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 出資比率 | 役員兼任等 |
---|---|---|---|---|---|
アビトップ㈱ | 東京都台東区 | 100百万円 | 配管材料販売 | 100.0% | 有 |
アサヒアメリカ, Inc. | 米国マサチューセッツ州 | 1,057百万円 | 配管材料製造・販売 | 100.0% (100.0%) | 有 |
旭有機材樹脂(南通)有限公司 | 中国江蘇省 | 1,693百万円 | 鋳物用樹脂製造・販売 | 100.0% | 有 |
旭有機材閥門設備(上海)有限公司 | 中国上海市 | 202百万円 | 配管材料製造・販売 | 100.0% | 有 |
旭有機材商貿(上海)有限公司 | 中国上海市 | 82百万円 | 配管材料販売 | 100.0% | 有 |
アサヒモディマテリアルズ Pvt., Ltd. | インドグジャラート州 | 530百万円 | レジンコーテッドサンド製造・販売 | 51.0% | 有 |
ドリコ㈱ | 東京都中央区 | 275百万円 | 水処理施設の請負、さく井事業 | 100.0% | 有 |
アサヒユウキザイメキシコ S.A. de C.V. | メキシコアグアスカリエンテス州 | 906百万円 | レジンコーテッドサンド製造・販売 | 100.0% | 有 |
大和興産㈱ | 岡山県岡山市中区 | 30百万円 | 配管材料販売 | 84.2% | 有 |
㈱ランドウィック | 大阪府東大阪市 | 10百万円 | 断熱・内装工事業 | 100.0% | 有 |
持分法適用関連会社
会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 出資比率 | 役員兼任等 |
---|---|---|---|---|---|
旭化成㈱ | 東京都千代田区 | 103,389百万円 | 化成品、住宅繊維等の事業 | 30.5% | 無 |
注釈
- 1 議決権の所有割合の( )内は間接所有割合で内数であります。
- 2 特定子会社に該当しております。
- 3 有価証券報告書を提出しております。
- 4 以下の子会社については売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。