過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社は、国内外の連結子会社や関連会社を含む合計45社から構成され、発泡プラスチックスの樹脂やシートの製造から最終商品の製造、販売までを一貫して行う企業集団です。また、これらに付随する事業活動も展開しています。
事業セグメント
- ヒューマンライフ分野: 農水産資材、食品包装材、流通資材、建築資材、土木資材などを扱い、エスレンビーズ、エスレンシート、エスレンウッド、インターフォーム、セルペット、ESダンマット、エスレンブロックなどの成形加工品を製造・販売しています。主要な製造・販売会社には、㈱積水化成品北海道、㈱積水化成品関西、㈱積水化成品東部、㈱積水化成品中部、㈱積水化成品西部があります。
- インダストリー分野: 自動車部材、車輌部品、梱包材、産業部材、産業包装材、電子部品材料、医療・健康用材料を扱い、ピオセラン、ライトロン、ネオミクロレン、テクポリマー、テクノゲル、テクヒーター、エラスティル、フォーマック、ST-LAYER、ST-Eleveatなどの成形加工品を製造・販売しています。主要な製造・販売会社には、㈱積水化成品中部、㈱積水化成品ヤマキュウ、Sekisui Kasei Europe B.V.、Sekisui Kasei U.S.A., Inc.、Sekisui Kasei Mexico S.A. de C.V.、台湾積水化成品股份有限公司、Sekisui Kasei (Thailand) Co., Ltd.、PT.Sekisui Kasei Indonesiaがあります。販売会社には、Sekisui Kasei Korea Co., Ltd.、積水化成品(上海)国際貿易有限公司があり、持株会社としてProseat Europe GmbHがあります。
事業の特徴・強み
- 国内外の広範なネットワークを活用し、素材製品から最終商品まで一貫した製造・販売体制を持っていることが強みです。
今後の展開・方針
今後の展開については具体的な記述がありませんが、既存の事業を基盤にさらなる成長を目指すと考えられます。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
当社グループは、経営計画に基づき、主に更新・補修・能力拡大を目的とした設備投資を継続的に実施してきました。各年度において、生活分野および工業分野(後にヒューマンライフ分野およびインダストリー分野)に対する投資を行い、主要な設備の廃棄や売却は行っていません。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2015-03-31 (5,908百万円)
目的: 更新・補修・能力拡大
詳細: 生活分野に1,854百万円、工業分野に3,761百万円の投資 - 2016-03-31 (4,424百万円)
目的: 更新・補修・能力拡大
詳細: 生活分野に1,665百万円、工業分野に2,263百万円の投資 - 2017-03-31 (5,836百万円)
目的: 更新・補修・能力拡大
詳細: 生活分野に2,394百万円、工業分野に2,861百万円の投資 - 2018-03-31 (7,762百万円)
目的: 更新・補修・能力拡大
詳細: 生活分野に2,728百万円、工業分野に4,250百万円の投資 - 2019-03-31 (7,368百万円)
目的: 更新・補修・能力拡大
詳細: 生活分野に2,202百万円、工業分野に4,325百万円の投資 - 2020-03-31 (5,261百万円)
目的: 更新・補修・能力拡大
詳細: 生活分野に1,807百万円、工業分野に2,767百万円の投資 - 2021-03-31 (5,377百万円)
目的: 更新・補修・能力拡大
詳細: 生活分野に1,220百万円、工業分野に3,538百万円の投資 - 2022-03-31 (3,825百万円)
目的: 更新・補修・能力拡大
詳細: 生活分野に1,229百万円、工業分野に1,856百万円の投資 - 2023-03-31 (3,682百万円)
目的: 更新・補修・能力拡大
詳細: ヒューマンライフ分野に1,387百万円、インダストリー分野に1,614百万円の投資 - 2024-03-31 (5,062百万円)
目的: 更新・補修・能力拡大
詳細: ヒューマンライフ分野に2,178百万円、インダストリー分野に2,289百万円の投資
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。
関連会社情報
以下は関連会社の情報です。
連結子会社
会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 出資比率 | 役員兼任等 |
---|---|---|---|---|---|
㈱積水化成品北海道 | 北海道千歳市 | 100百万円 | 合成樹脂製品の製造、販売 | 100.0% | 有 |
㈱積水化成品関西 | 兵庫県伊丹市 | 100百万円 | 合成樹脂製品の製造、販売 | 100.0% | 有 |
㈱積水化成品東部 | 茨城県境町 | 90百万円 | 合成樹脂製品の製造、販売 | 100.0% | 有 |
㈱積水化成品中部 | 名古屋市中区 | 70百万円 | 合成樹脂製品の製造、販売 | 100.0% | 有 |
㈱積水化成品西部 | 福岡市中央区 | 70百万円 | 合成樹脂製品の製造、販売 | 100.0% | 有 |
㈱積水化成品ヤマキュウ | 東京都立川市 | 55百万円 | 合成樹脂製品の製造、販売 | 100.0% | 有 |
Sekisui Kasei Europe B.V. | オランダ | 6,500千ユーロ | 発泡プラスチックスの製造、販売 | 100.0% | 有 |
Proseat Europe GmbH | ドイツ | 40千ユーロ | 欧州の子会社の管理 | 100.0% | 有 |
Sekisui Kasei U.S.A.,Inc. | アメリカ | 9,000千US$ | 合成樹脂製品の製造、販売 | 100.0% | 有 |
Sekisui Kasei MexicoS.A. de C.V. | メキシコ | 246,000千MXN | 合成樹脂製品の製造、販売 | 100.0% | 有 |
Sekisui Kasei KoreaCo., Ltd. | 韓国 | 125,000千ウォン | 合成樹脂製品の販売 | 100.0% | 有 |
台湾積水化成品股份有限公司 | 台湾 | 250,000千NT$ | 合成樹脂製品の製造、販売 | 100.0% | 有 |
積水化成品(上海)国際貿易有限公司 | 中国上海市 | 7,312千人民元 | 合成樹脂製品の販売 | 100.0% | 有 |
Sekisui Kasei (Thailand) Co., Ltd. | タイ | 270,000千THB | 合成樹脂製品の製造、販売 | 100.0%(0.0%) | 有 |
PT.Sekisui KaseiIndonesia | インドネシア | 92,834,100千IDR | 合成樹脂製品の製造、販売 | 100.0%(0.0%) | 有 |
持分法適用関連会社
会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 出資比率 | 役員兼任等 |
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積水化学工業㈱ | 大阪市北区 | 100,002百万円 | 住宅・高機能プラスチックス等に関する事業 | 21.8%[0.1%] | 無 |
注釈
- 議決権の所有割合の( )内は、当社の連結子会社の所有割合の内数であります。
- その他連結子会社のうち3社が、特定子会社に該当しております。
- その他連結子会社のうちProseat GmbH & Co.KGは債務超過会社であり2024年3月末時点で債務超過の額は9,402百万円、Proseat Sp.zo.oは債務超過会社であり2024年3月末時点の債務超過の額は5,720百万円となっております。
- 有価証券報告書を提出しております。
- 議決権の被所有割合の[ ]内は、間接被所有割合の内数であります。