過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社の企業集団は、樹脂特性及び生体物質の制御をコア技術として、半導体資材事業、衛生検査器材事業、PIM事業及び不動産賃貸業を運営しています。
事業セグメント
- 半導体資材事業: フラットパネルディスプレイ、有機ELディスプレイ駆動用LSI、ICカード用LSIといった情報電子機器部品の実装に用いられるTABテープやCOFテープの保護資材であるスペーサーテープの製造及び販売を行っています。
- 衛生検査器材事業: 食品、医薬品、化粧品等の製造時に微生物汚染を確認するための試薬や培地類およびディスポシャーレ等の容器類を製造および販売しています。
- PIM事業: 粉末射出成形技術を用いて、金属あるいはセラミックスの成形体を得る生産技法を提供し、超硬金属や超硬セラミックスを複雑な形状に量産加工することにメリットのある技術です。
- 不動産賃貸業: 29,285坪の敷地に5,827坪の平屋の工場と3棟のテント倉庫を保有し、2021年12月より約1,000坪の空きスペースを不動産賃貸業として活用しています。
セグメント別の業績は?
事業の特徴・強み
- 樹脂特性及び生体物質の制御をコア技術とし、情報電子機器部品の実装に用いられる保護資材の製造販売を行うことで、直接電子部品メーカーに製品を提供しています。
- 粉末射出成形技術を活用し、加工の難しい超硬金属や超硬セラミックスを複雑な形状に量産加工する技術を持っています。
今後の展開・方針
自動車に用いられる超耐熱金属の加工や、セラミックス製の高性能な放熱部品への応用が期待されています。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
過去から現在に至るまで、設備投資は主に生産能力の増強を目的として継続的に実施されており、各事業セグメントにおいて新商品開発や製造技術の改善、増産設備の導入が行われている。また、特定の年度においては新本社工場の建設や旧本社工場の売却、不動産賃貸業のセキュリティ対策なども実施されている。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2015-03-31 (397百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: PIM事業における製造技術改善、半導体資材事業の生産能力向上、衛生検査器材事業・検査試薬事業の生産能力向上 - 2016-03-31 (323百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: PIM事業における新商品開発と製造技術改善、半導体資材事業の生産能力向上、衛生検査器材事業の生産能力向上 - 2017-03-31 (2,435百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: PIM事業の新商品開発と製造技術改善、半導体資材事業の生産性向上、衛生検査器材事業の生産能力向上、新本社工場の建設 - 2018-03-31 (962百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: PIM事業の新商品開発と製造技術改善、衛生検査器材事業の生産能力向上、半導体資材事業の生産性向上、旧本社工場の売却 - 2019-03-31 (366百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: PIM事業の新商品開発と製造技術改善、衛生検査器材事業の生産能力向上、半導体資材事業の生産性向上 - 2020-03-31 (375百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: PIM事業の新商品開発と製造技術改善、衛生検査器材事業の生産能力向上、半導体資材事業の生産性向上 - 2021-03-31 (476百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: PIM事業の新商品開発と製造技術改善、衛生検査器材事業の生産能力向上、半導体資材事業の生産性向上 - 2022-03-31 (416百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 半導体資材事業の増産、衛生検査器材事業の新製品立上げ、PIM事業の量産設備、不動産賃貸業のセキュリティ対策 - 2023-03-31 (289百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 衛生検査器材事業の『N-NOSE』用シャーレ専用設備、PIM事業の量産設備、半導体資材事業の増産、不動産賃貸業のセキュリティ対策 - 2024-03-31 (139百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 半導体資材事業の増産、衛生検査器材事業の『N-NOSE』用シャーレ専用設備、PIM事業の成形自動化設備、不動産賃貸業のセキュリティ対策
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。
関連会社情報
以下は関連会社の情報です。
連結子会社
会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 出資比率 | 役員兼任等 |
---|---|---|---|---|---|
安泰科科技股份有限公司 | 中華民国台北市 | 10,926(4,000千NTドル) | 半導体資材事業 | 100.0 | 役員の兼任1名 |
株式会社アテクトコリア | 大韓民国京畿道平澤市 | 571,317(5,540百万KRW) | 半導体資材事業 | 100.0 | 役員の兼任1名 |
上海昂統快泰商貿有限公司 | 中華人民共和国上海市 | 17,461(1,400千元) | 衛生検査器材事業 | 100.0(100.0) | 役員の兼任1名 |
株式会社アテクトエンジニアリング | 滋賀県東近江市 | 10,000 | 半導体資材事業、衛生検査器材事業、PIM事業 | 100.0 | 役員の兼任1名 |
持分法適用関連会社
持分法適用関連会社の情報がありません。
注釈
- 1. 主要な事業の内容欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。
- 2. 特定子会社に該当いたします。
- 3. 「議決権の所有(被所有)割合」欄の( )内は、間接所有または被所有の割合であります。
- 4. 有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。
- 5. 債務超過会社であり、債務超過額は、以下のとおりであります。上海昂統快泰商貿有限公司 5,238千円
- 6. 安泰科科技股份有限公司は2014年3月末時点で休眠会社となっております。
- 7. 上海昴統快泰商貿有限公司の株式は、安泰科科技股份有限公司が100%所有しております。