[4264] セキュア の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、入退室管理システムおよび監視カメラシステムを中心としたセキュリティシステム構築を行い、事業規模を拡大しています。セキュリティは企業にとって必要不可欠なものであり、当社は多様なニーズに対応できる複雑なセキュリティシステムを提供しています。

事業セグメント

  • SECURE AC: 入退室管理システム。オンプレミス型とクラウド型があり、AI(画像認識)を活用した顔認証や指紋認証を提供。
  • SECURE VS: 監視カメラシステム。オンプレミス型とクラウド型があり、AI画像解析を活用したセキュリティソリューションを提供。
  • SECURE Analytics: 画像解析サービス。AI(画像認識)を活用した客数情報解析や混雑見える化ソリューションを提供。

事業の特徴・強み

  • 優れた研究開発力を持ち、AI(画像認識)技術と物理セキュリティを組み合わせたシステムを提供。
  • 顔認証などのAI(画像認識)技術の最適化により、高い付加価値のあるセキュリティシステムを提供。
  • 顧客ニーズに合わせた付加価値の高いサービスを提供し、幅広い顧客層から選ばれている。
  • 販売パートナーとの連携により、迅速かつ広範な需要の発掘と提案機会の拡大を実現。

今後の展開・方針

今後も、顔認証や人の行動分析などのテクノロジーを付加し、物理セキュリティシステムとAI(画像認識)技術を掛け合わせた価値を提供し、顧客企業のDXを積極的にサポートすることで、広く社会に貢献していく。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去数年間にわたり、設備投資は主に販売能力の増強と業務効率化を目的として行われてきました。具体的には、東京本社のエントランス改装やSecurity System Labの移転、クラウド型入退室管理システムの構築などが含まれています。これらの投資は、セキュリティソリューション事業の強化に寄与しています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2021-12-31 (77,107千円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: 東京本社エントランスの受付壁造作工事及び販売用のデモ機・検証機の取得、自社開発のソフトウエア及び販売管理システムの機能追加
  • 2022-12-31 (100,351千円)
    目的: 効率化
    詳細: Security System Labを東京都新宿区(本社オフィス)に移転、自社開発のソフトウエアの取得
  • 2023-12-31 (39,597千円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: クラウド型入退室管理システム及び販売促進のための非接触ソリューション用デモンストレーション機器の取得、マーケティングを目的としたシステム構築
  • 2024-12-31 (62,508千円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: ショールームのリニューアルに伴う展示什器の取得、クラウド型入退室管理システム及び販売促進のための非接触ソリューション用デモンストレーション機器の取得、クラウド型入退室管理システムの構築

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ

関連会社情報

以下は関連会社の情報です。

連結子会社

会社名 住所 資本金 事業内容 出資比率 役員兼任等
SECURE KOREA, Inc. 韓国京畿道城南市 100,000千ウォン セキュリティソリューション事業 100.0 役員の兼任2名
株式会社ジェイ・ティー・エヌ 神奈川県横浜市中区 13,000千円 電気工事業、電気通信工事業 100.0 役員の兼任1名

持分法適用関連会社

持分法適用関連会社の情報がありません。

注釈

  • 当社グループはセキュリティソリューション事業の単一セグメントであるため、「主要な事業の内容」欄には、各関係会社が行う主要な事業を記載しております。
  • 有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。
  • 特定子会社に該当しております。
  • 2024年1月5日付で株式会社ジェイ・ティー・エヌの全株式を取得し、同社を連結子会社といたしました。