[4287] ジャストプランニング の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、株式会社ジャストプランニング及びその関係会社で構成され、外食企業向けのインターネット通信インフラを利用したアプリケーションソフトウェアの提供やシステムメンテナンス業務のアウトソーシングを行うASP事業、外食産業向けのシステムソリューション事業、物流ソリューション事業、太陽光発電事業、その他事業を展開しています。

事業セグメント

  • ASP事業: 外食企業向けにインターネット通信インフラを利用したアプリケーションソフトウェアの提供とシステムメンテナンス業務及び運用サポート業務のアウトソーシングを行う。2020年8月にテイクアウト業態向けのスマートフォンアプリケーション「ASP事業(iToGo)」を加え、多様化するマーケットに対応。
  • システムソリューション事業: 外食産業向けの本部管理システム、店舗システム、分析システム等のアプリケーションソフトウェアの企画、開発、販売及びPOSシステム、オーダーエントリーシステム等のソリューションの提供と業務コンサルティングを行う。
  • 物流ソリューション事業: 連結子会社の株式会社サクセスウェイが外食チェーン企業等に対する物流ソリューションやマーチャンダイズソリューション、本部業務代行等のソリューションサービスを提供。
  • 太陽光発電事業: 連結子会社の株式会社JPパワーが自社で保有する太陽光発電設備を利用し、太陽光発電による電力会社への売電を行う。
  • その他事業: 連結子会社の株式会社JPパワーが直営の外食店舗を運営し、店舗運営ノウハウの社員研修、情報システムの開発、新システムのテストマーケティング等に活用。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 多様化するマーケットに対応する営業力とシステム競争力の強化を図っている。

今後の展開・方針

テイクアウト業態向けのスマートフォンアプリケーションを加え、営業力とシステム競争力を強化し、多様化するマーケットに対応していく。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去10年間にわたり、企業は主に効率化を目的とした設備投資を行ってきました。初期には生産能力増強や新規事業への投資も見られましたが、近年はソフトウェアやIT関連設備への投資が中心となっています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-01-31 (402,208千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 機械及び装置363,418千円、構築物29,440千円、サーバー及びパソコン等設備9,350千円
  • 2016-01-31 (305,826千円)
    目的: 新規事業
    詳細: 機械及び装置86,260千円、構築物10,423千円、サーバー及びパソコン等設備15,894千円、太陽光発電所設備の一部取得(建設仮勘定)187,444千円
  • 2017-01-31 (208,182千円)
    目的: 新規事業
    詳細: 太陽光発電事業における発電所設備180,112千円、ASP事業におけるサーバー及びパソコン等設備20,959千円
  • 2018-01-31 (153,328千円)
    目的: 効率化
    詳細: ソフトウェア103,936千円、構築物25,323千円、その他事業における店舗設備16,380千円、ASP事業におけるサーバー及びパソコン等設備5,084千円
  • 2019-01-31 (77,958千円)
    目的: 効率化
    詳細: ソフトウェア55,794千円、その他事業における店舗設備14,076千円、サーバー及びパソコン等設備4,372千円
  • 2020-01-31 (97,501千円)
    目的: 効率化
    詳細: ソフトウェア90,375千円、その他事業における店舗用器具備品457千円、サーバー及びパソコン等設備6,668千円
  • 2021-01-31 (33,275千円)
    目的: 効率化
    詳細: ASP事業におけるソフトウェア28,346千円、太陽光発電設備1,600千円、その他事業における店舗用器具備品791千円、サーバー及びパソコン等設備2,538千円
  • 2022-01-31 (47,209千円)
    目的: 効率化
    詳細: ソフトウェア37,714千円、その他事業における店舗用器具備品1,700千円、サーバー及びパソコン等設備7,795千円
  • 2023-01-31 (15,978千円)
    目的: 効率化
    詳細: ソフトウェア5,532千円、サーバー及びパソコン等設備2,968千円、その他事業における店舗用内部造作1,900千円、器具備品5,578千円
  • 2024-01-31 (8,911千円)
    目的: 効率化
    詳細: サーバー及びパソコン等設備7,270千円、その他1,640千円
  • 2025-01-31 (23,602千円)
    目的: 効率化
    詳細: サーバー及びパソコン等設備16,206千円、器具備品6,905千円、構築物491千円

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ

関連会社情報

以下は関連会社の情報です。

連結子会社

会社名 住所 資本金 事業内容 出資比率 役員兼任等
株式会社サクセスウェイ 東京都新宿区 30百万円 物流ソリューション事業 100.0% 役員の兼任あり
株式会社JPパワー 東京都大田区 10百万円 太陽光発電事業その他事業 100.0% 役員の兼任あり

持分法適用関連会社

持分法適用関連会社の情報がありません。

注釈

  • 主要な事業の内訳欄には、セグメントの名称を記載しております。
  • 株式会社サクセスウェイについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。