過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、ライフサイエンス事業および電子材料および機能性化学品事業の2分野に関係する事業を行っています。
事業セグメント
- ライフサイエンス事業: 果実酸類、有機酸類および応用開発商品の製造・販売を行っており、食品分野や工業分野に幅広く使用されています。
- 電子材料および機能性化学品事業: 電子材料や機能性化学品の製造・販売を行っており、半導体業界向けの超高純度コロイダルシリカや、プラスチック、塗料の添加剤などを提供しています。
セグメント別の業績は?
事業の特徴・強み
- 果実酸類は飲料、加工食品に使用する酸味料、pH調整剤、酸化防止剤等の食品分野での用途を中心に、洗剤、化粧品、表面処理剤、コンクリート用混和剤、電子機器等の工業分野での用途に至るまで幅広く使用されています。
- 電子材料研磨剤原料用途として利用されている超高純度コロイダルシリカは、次世代半導体集積回路の製造に必要なCMPスラリーにも対応しています。
今後の展開・方針
2024年6月1日付で株式会社扶桑コーポレーションの事業を扶桑化学工業株式会社へ移管しています。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
当社グループは、過去から現在に至るまで、生産および業務の合理化、製品の品質向上、研究開発を目的とした設備投資を継続的に行ってきました。特に、ライフサイエンス事業および電子材料・機能性化学品事業において、製造設備の新設や改造、製造ラインの増設を通じて生産能力を強化しています。これらの投資は主に自己資金によって賄われており、近年では新規製造設備の建設やシステムの更新にも注力しています。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2015-03-31 (1,771,920千円)
目的: 合理化
詳細: 三井化学株式会社から事業承継した有機酸事業ののれん、扶桑化学工業株式会社における超高純度コロイダルシリカ製造設備および新製品製造設備の新設 - 2016-03-31 (632,606千円)
目的: 合理化
詳細: 扶桑化学工業株式会社におけるリンゴ酸製造設備の改造およびPMP Fermentation Products, Incにおける果実酸製造設備の改造、扶桑化学工業株式会社における超高純度コロイダルシリカ製造設備の改造工事 - 2017-03-31 (2,556,861千円)
目的: 合理化
詳細: 提出会社における研究開発設備新設およびPMP Fermentation Products, Inc.における果実酸製造設備の改造、提出会社における超高純度コロイダルシリカ製造設備の改造工事および製造ラインの増設 - 2018-03-31 (10,136,463千円)
目的: 合理化
詳細: 提出会社におけるリンゴ酸の鹿島新プラント建設工事および有機酸事業の譲受、提出会社における超高純度コロイダルシリカ製造設備の改造工事および製造ラインの増設 - 2019-03-31 (12,664,045千円)
目的: 合理化
詳細: 提出会社におけるリンゴ酸の鹿島新プラント建設工事、提出会社における超高純度コロイダルシリカ製造設備の改造工事および製造ラインの増設 - 2020-03-31 (4,603,180千円)
目的: 合理化
詳細: 提出会社におけるリンゴ酸の鹿島新プラント建設工事、提出会社における超高純度コロイダルシリカ製造設備の改造工事および製造ラインの増設 - 2021-03-31 (1,890,364千円)
目的: 合理化
詳細: 提出会社における鹿島事業所の有機酸製造設備の更新工事、提出会社における超高純度コロイダルシリカ製造設備の改造工事、提出会社における社内基幹システムの更新等 - 2022-03-31 (12,492,871千円)
目的: 合理化
詳細: 提出会社における大阪工場の新規製造設備の建設工事、鹿島事業所の超高純度コロイダルシリカ製造設備および付帯設備の建設工事、提出会社における社内基幹システムの更新等 - 2023-03-31 (20,838,009千円)
目的: 合理化
詳細: 提出会社における十三工場からの移転に係る大阪工場の設備工事およびPMP Fermentation Products,Inc.における製造設備の増設工事、京都事業所および鹿島事業所の超高純度コロイダルシリカ製造設備および付帯設備の建設工事、提出会社における各種システムの更新等 - 2024-03-31 (14,299,410千円)
目的: 合理化
詳細: 大阪工場における製造設備の増設工事、PMP Fermentation Products,Inc.における製造設備の増設工事、鹿島事業所および京都事業所における超高純度コロイダルシリカ製造設備および付帯設備の建設工事、提出会社における本社移転工事 - 2025-03-31 (17,495,621千円)
目的: 合理化
詳細: 鹿島事業所における製造設備の増設工事、PMP Fermentation Products,Inc.における製造設備の増設工事、鹿島事業所および京都事業所における超高純度コロイダルシリカ製造設備および付帯設備の建設工事、提出会社における新研究開発拠点用地の取得
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。