[4391] ロジザード の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社は、倉庫や配送センターでの商品の保管・入出荷業務を支援する在庫管理機能及び店舗商品の在庫管理機能をクラウドサービスで提供し、ハンディターミナルやバーコード関連機器のレンタル及び販売も行っています。

事業セグメント

  • クラウドサービス: 倉庫在庫管理システムや店舗在庫管理システムを提供し、システムで利用する端末機器のレンタルやサポートの提供に対する対価を月額利用料でいただくサービス。
  • 開発・導入サービス: 顧客からの要望に基づくカスタマイズやクラウドサービスの導入支援を行うサービス。
  • 機器販売サービス: クラウドサービスで顧客が利用する機器やサプライ品(ラベル等)の販売を行うサービス。

事業の特徴・強み

  • クラウドサービスとして提供されるため、インターネットを経由してリアルタイムで情報が処理・共有され、顧客の多様なニーズに対応したカスタマイズが可能。
  • ハンディターミナルのレンタルサービスにおいて、バッテリーの無償交換や故障時の代替機の即日交換を提供。
  • 多言語対応や3PL企業向けの機能を実装し、物流ニーズに対応した機能追加を定期的に行い、労働力不足に対処するための省人化技術との連携を推進。

今後の展開・方針

当社は、物流ニーズに対応した機能追加を定期的に行い、顧客の多様化するニーズに応え、労働力不足に対処するため、ロボット・RFIDといった省人化技術との連携や他社サービスとの自動連携を推進しています。また、海外市場においては現地代理店を経由してのサービス提供を行い、現地企業へのライセンスをOEM提供し、現地企業の独自ブランドとしてサービスを提供しています。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去数年間にわたり、設備投資は主にロジザードZEROの基本機能及びバージョンアップ機能の追加を中心に行われており、効率化を目的とした投資が続いている。毎年の投資額は変動しているが、一貫して在庫管理システム事業の強化を図っている。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2018-06-30 (29,785千円)
    目的: 効率化
    詳細: ロジザードZEROの基本機能及びバージョンアップ機能追加14,607千円
  • 2019-06-30 (99,509千円)
    目的: 効率化
    詳細: ロジザード ZEROの基本機能及びバージョンアップ機能追加88,947千円
  • 2020-06-30 (90,488千円)
    目的: 効率化
    詳細: ロジザード ZEROの基本機能及びバージョンアップ機能追加79,726千円
  • 2021-06-30 (60,960千円)
    目的: 効率化
    詳細: ロジザード ZEROの基本機能及びバージョンアップ機能追加55,655千円
  • 2022-06-30 (79,882千円)
    目的: 効率化
    詳細: ロジザード ZEROの基本機能及びバージョンアップ機能追加60,302千円

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ