[4417] グローバルセキュリティエキスパート の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、企業の情報通信ネットワークの安全を確保し、サイバーセキュリティに特化した専門企業です。主な顧客は中堅企業を中心とした民間企業や官公庁です。

事業セグメント

  • サイバーセキュリティ事業: 企業のサイバーセキュリティに関するコンサルティング、脆弱性診断、セキュリティソリューション、セキュリティ訓練などのサービスを提供。
  • セキュリティ教育事業: セキュリティエンジニア及びITエンジニア向けのトレーニング及び認定資格試験を提供。
  • セキュリティ人材事業: セキュリティ人材に特化したSES(システムエンジニアリングサービス)を提供。

事業の特徴・強み

  • サイバーセキュリティの知見を活かし、中堅・中小企業におけるサイバーセキュリティの自衛力向上を目指す。
  • セキュリティ人材の育成を通じて、日本におけるセキュリティ人材不足の解消に貢献。

今後の展開・方針

日本全国の中堅・中小企業におけるサイバーセキュリティの自衛力向上を目指し、2024年4月1日付でCyberSTAR株式会社を設立し、連結子会社とする。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

当連結会計年度において、設備投資は主に本社移転に関連する内装工事に集中しており、空調設備、スプリンクラー、電気設備の更新が行われた。サイバーセキュリティ事業に特化しているため、セグメント別の詳細は省略されている。重要な設備の除却や売却は行われていない。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2025-03-31 (281,612千円)
    目的: 設備更新
    詳細: 本社移転のための内装工事に伴う空調設備工事23,893千円、スプリンクラー工事23,271千円、電気設備工事19,891千円

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図