[4434] サーバーワークス の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、クラウドコンピューティングサービスのソリューション販売を主軸とし、AWSとGoogle Cloudを活用した事業を展開しています。AWS導入支援、クラウド基盤構築、アプリケーション開発、運用支援サービスを提供し、クラウドファーストの潮流に対応しています。

事業セグメント

  • クラウドインテグレーション: 企業の基幹業務系システムをクラウド環境へ移行する際のクラウド基盤のデザイン、構築サービス及びアプリケーション開発を提供。クラウド導入後の運用計画の策定支援も行う。
  • リセール: AWSとGoogle Cloudの再販売を行い、課金代行サービスや運用自動化サービスを提供。顧客企業の時間やコスト削減を支援。
  • MSP・SRE: AWS及びGoogle Cloud上の仮想サーバーやネットワークの監視・運用・保守を請け負うサービスを提供。24時間365日体制で運用サービスを提供。

事業の特徴・強み

  • AWS導入支援サービスを黎明期から提供し、豊富な実績とノウハウを持つ。
  • AWS及びGoogle Cloudのリセラーとして、付加価値サービスを提供し、顧客の時間とコストを削減。
  • クラウド基盤の構築から運用支援まで一貫したサービスを提供し、顧客のビジネス目標達成を支援。

今後の展開・方針

クラウドファーストの潮流に対応し、顧客ニーズを満たす商品・サービスを提供し続ける。マルチクラウド対応のため、Google Cloud事業を展開し、技術・サービスを保有する企業への投資を開始。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去数年間にわたり、クラウド事業の単一セグメントにおいて、AWS運用自動化サービス「Cloud Automator」の追加開発と自社利用システムの開発に継続的に投資している。これにより、新規事業の拡大を図っている。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2022-02-28 (57,082千円)
    目的: 新規事業
    詳細: AWS運用自動化サービス「Cloud Automator」の追加開発費用32,502千円及び自社利用システムの開発費用22,199千円
  • 2023-02-28 (66,182千円)
    目的: 新規事業
    詳細: AWS運用自動化サービス「Cloud Automator」の追加開発費用34,642千円及び自社利用システムの開発費用10,443千円
  • 2024-02-29 (47,659千円)
    目的: 新規事業
    詳細: AWS運用自動化サービス「Cloud Automator」の追加開発費用47,453千円

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ