[4439] 東名 の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、オフィス光119事業、オフィスソリューション事業、ファイナンシャル・プランニング事業の3つの事業を主たる事業としております。

事業セグメント

  • オフィス光119事業: 全国の中小企業・個人事業主に対し、光回線、プロバイダをはじめ、オフィスの通信環境に関するあらゆるサービスをワンストップで提供するオリジナルブランド「オフィス光119」を販売。光回線に自社サービスを付加し、多機能かつリーズナブルに提供。
  • オフィスソリューション事業: エネルギーソリューション、オフィス環境ソリューション、Webソリューションを提供。電力小売販売、情報通信機器及び環境商材の提供、太陽光発電システム及び蓄電池販売、企業のPR用ホームページレンタルサービスを展開。
  • ファイナンシャル・プランニング事業: 来店型ショップによる保険の取次業務を行い、フランチャイズ加盟店として「保険見直し本舗」を営業。愛知・静岡に7店舗展開。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 中小企業・個人事業主向けに特化したサービス提供。自社内でのコールセンター、カスタマーセンター及び請求回収部門の運営により、販売促進から顧客対応までの一連の手続きを標準化。

今後の展開・方針

2024年3月に株式会社東名グリーンエナジー及びエコ電気サービス株式会社を子会社化し、太陽光発電システム及び蓄電池販売の事業拡大を図る。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去数年間にわたり、当社は新規事業の展開、効率化の推進、設備更新、及び契約管理に重点を置いた設備投資を行ってきました。特に、オフィスソリューション事業における契約管理の強化に大規模な投資を行い、事業の効率化と拡大を図っています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2019-08-31 (7,448千円)
    目的: 新規事業
    詳細: ファイナンシャル・プランニング事業の新規出店(みつばちほけんアピタ名古屋北店)
  • 2020-08-31 (15,898千円)
    目的: 効率化
    詳細: オフィス光119事業のオフィスビリング(Web利用明細サービス)サイトの構築とオフィスソリューション事業の電気小売事業顧客管理システムの導入
  • 2021-08-31 (36,693千円)
    目的: 効率化
    詳細: オフィス光119事業及びオフィスソリューション事業の札幌コールセンタの改装と備品等の購入
  • 2022-08-31 (23,645千円)
    目的: 設備更新
    詳細: オフィスソリューション事業の株式会社岐阜レカム岐阜支店の店舗改装
  • 2023-08-31 (647,004千円)
    目的: 契約管理
    詳細: オフィスソリューション事業に係る電力購入契約に関する契約上の地位等の譲受
  • 2024-08-31 (239,820千円)
    目的: 契約管理
    詳細: オフィスソリューション事業に係るレカムジャパン株式会社岐阜支店が管轄する顧客及び、同社岐阜支店に帰属する一切の権利義務における契約上の地位等の譲受

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ