過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、ファインケミカル、ポーラスマテリアル、サービス及び不動産関連の4つの事業セグメントに区分され、様々な製品やサービスを提供しています。
事業セグメント
- ファインケミカル: 一般消費者向け及び自動車コーティング施工業者向けに、自動車用ケミカル品の製造・販売を行っています。主要製品は洗車用品、補修・整備用品、家庭用品、TPMS、電子機器・ソフトウェアなどです。
- ポーラスマテリアル: 工業資材・生活用品向けに、PVAやウレタンなどの多孔質体を素材とする化成品の製造・販売、及び医療・衛生管理用品の企画・開発・販売を行っています。
- サービス: 自動車整備・鈑金事業、自動車教習事業、生活用品企画販売事業を行っています。自動車整備・鈑金塗装、自動車リース・レンタル、免許取得支援、エコドライブ講習などを提供しています。
- 不動産関連: 当社保有の不動産を賃貸する不動産賃貸事業と、SI事業及び介護予防支援事業を行っています。
セグメント別の業績は?
事業の特徴・強み
- 多様な事業セグメントを持ち、それぞれの市場に特化した製品・サービスを提供することで、幅広い顧客ニーズに対応しています。
今後の展開・方針
今後も各事業セグメントにおいて製品開発や市場拡大を図り、事業の強化と新たなビジネスチャンスの創出を目指します。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
当社グループは「成長分野への重点投資」を基本戦略として、主力新製品の設備導入や生産設備の更新・増強を中心に設備投資を行ってきました。特に、ポーラスマテリアル事業での第三工場建設やファインケミカル事業でのソフトウェア関連投資が目立ち、全体として生産能力の増強と効率化を図る戦略を進めています。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2015-03-31 (358百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: ファインケミカル事業で建物及び構築物の改修、ポーラスマテリアル事業で生産設備の増強、サービス事業でリース車両の取得、不動産関連事業で温浴施設の改修と介護予防支援施設の新設 - 2016-03-31 (559百万円)
目的: 設備更新
詳細: ファインケミカル事業で機械装置や工具の取得、ポーラスマテリアル事業で生産設備の更新、サービス事業で教習車両の取得、不動産関連事業で温浴施設の改修 - 2017-03-31 (1,062百万円)
目的: 設備更新
詳細: ファインケミカル事業で物流倉庫の建替え、ポーラスマテリアル事業で生産設備の更新、サービス事業で教習車両の取得、不動産関連事業で物流倉庫の賃貸部分の取得 - 2018-03-31 (1,210百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: ファインケミカル事業で支店社屋の建替え、ポーラスマテリアル事業で生産設備の更新及び増強、サービス事業で教習車両の取得、不動産関連事業で支店社屋の一部賃貸 - 2019-03-31 (702百万円)
目的: 設備更新
詳細: ファインケミカル事業で建物及び附属設備の取得、ポーラスマテリアル事業で生産設備の更新及び増強、サービス事業で車両運搬具の取得、不動産関連事業で建物及び附属設備の取得 - 2020-03-31 (812百万円)
目的: 効率化
詳細: ファインケミカル事業でソフトウェアの更新、ポーラスマテリアル事業で機械装置の取得、サービス事業で修理工場設備の更新及び増強、不動産関連事業で建物及び附属設備の取得 - 2021-03-31 (728百万円)
目的: 効率化
詳細: ファインケミカル事業で遠隔監視用サーバ構築、ポーラスマテリアル事業で機械装置の取得、サービス事業で車両運搬具の取得、不動産関連事業で建物及び附属設備の取得 - 2022-03-31 (1,900百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: ファインケミカル事業で土地の取得、ポーラスマテリアル事業で第三工場建設、サービス事業で車両運搬具の取得、不動産関連事業で建物及び附属設備の取得 - 2023-03-31 (1,744百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: ファインケミカル事業でソフトウェア関連の投資、ポーラスマテリアル事業で第三工場建設、サービス事業で土地と建物の取得、不動産関連事業で建物及び附属設備の取得 - 2024-03-31 (1,194百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: ファインケミカル事業でソフトウエア関連の投資、ポーラスマテリアル事業で第三工場への投資、サービス事業で機械装置及び運搬具の取得、不動産関連事業で建物及び附属設備の取得 - 2025-03-31 (1,467百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: ファインケミカル事業でソフトウエア関連の投資、ポーラスマテリアル事業で工場への投資、サービス事業で機械装置及び運搬具の取得、不動産関連事業で建物及び附属設備の取得
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。