過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、生活・健康産業、石油・輸送機産業、プラスチック・繊維産業、情報・電気電子産業、環境・住設産業関連の製品の製造・販売、技術供与を行い、関連する物流やその他のサービスも展開しています。
事業セグメント
- 化学品事業: 生活・健康産業関連分野では、洗剤やヘアケア製品用の界面活性剤、殺菌・抗菌剤、ポリエチレングリコール、紙パルプ用薬剤、高吸水性樹脂を製造・販売しています。
- 石油・輸送機産業関連分野: ポリウレタンフォーム原料、自動車内装表皮材用ウレタンビーズ、潤滑油添加剤を製造・販売しています。
- プラスチック・繊維産業関連分野: 永久帯電防止剤、顔料分散剤、樹脂改質剤、塗料用薬剤、繊維用薬剤を製造・販売しています。
- 情報・電気電子産業関連分野: 複写機やプリンター用トナーバインダー、重合トナー用材料、アルミ電解コンデンサの電解液、半導体関連材料を製造・販売しています。
- 環境・住設産業関連分野: 廃水処理用高分子凝集剤、ポリウレタン断熱材の原料を製造・販売しています。
- 物流: 三洋化成ロジスティクス㈱が保管・出荷業務・工場内荷役作業及び運送を行い、塩浜ケミカル倉庫㈱が保管・荷役・運送取扱いを行っています。
セグメント別の業績は?
事業の特徴・強み
- 多様な産業分野における製品の製造・販売と技術供与を行い、関連する物流サービスも提供していることが強みです。
今後の展開・方針
2025年4月1日付で連結子会社であるSDPグローバル㈱を吸収合併し、事業の効率化と強化を図ります。また、三大雅精細化学品(南通)有限公司の持分を全て譲渡し、連結の範囲を見直しました。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
過去から現在に至るまで、当社グループは生産能力増強・合理化を主な目的として設備投資を行い、研究開発力強化のための研究設備への投資も継続的に実施してきました。投資資金は自己資金および借入金を充当しています。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2015-03-31 (105億2千万円)
目的: 生産能力増強・合理化
詳細: 当社において生産能力増強・合理化に9億5千3百万円、三大雅精化学品(南通)有限公司で38億2千2百万円の投資を実施。研究開発力強化のための研究設備への投資として4億1千5百万円を実施。 - 2016-03-31 (143億3千3百万円)
目的: 生産能力増強・合理化
詳細: 当社において生産能力増強・合理化に31億6千9百万円、三大雅精化学品(南通)有限公司で15億8百万円、SDPグローバル(マレーシア)SDN.BHD.で31億5千3百万円の投資を実施。研究開発力強化のための研究設備への投資として4億4千2百万円を実施。 - 2017-03-31 (135億円)
目的: 生産能力増強・合理化
詳細: 当社において生産能力増強・合理化に17億円、SDPグローバル㈱で9億5千4百万円、SDPグローバル(マレーシア)SDN.BHD.で40億5千4百万円の投資を実施。研究開発力強化のための研究設備への投資として5億3千3百万円を実施。 - 2018-03-31 (139億2千3百万円)
目的: 生産能力増強・合理化
詳細: 当社において生産能力増強・合理化に49億円、SDPグローバル㈱で6億5百万円、SDPグローバル(マレーシア)SDN.BHD.で25億2千6百万円の投資を実施。研究開発力強化のための研究設備への投資として4億8千7百万円を実施。 - 2019-03-31 (10,848百万円)
目的: 生産能力増強・合理化
詳細: 当社において生産能力増強・合理化に2,727百万円、SDPグローバル㈱で554百万円、SDPグローバル(マレーシア)SDN.BHD.で1,401百万円の投資を実施。研究開発力強化のための研究設備への投資として412百万円を実施。 - 2020-03-31 (8,219百万円)
目的: 生産能力増強・合理化
詳細: 当社において生産能力増強・合理化に1,182百万円の投資を実施。研究開発力強化のための研究設備への投資として430百万円を実施。 - 2021-03-31 (10,073百万円)
目的: 生産能力増強・合理化
詳細: 当社において生産能力増強・合理化に1,357百万円の投資を実施。研究開発力強化のための研究設備への投資として455百万円を実施。 - 2022-03-31 (9,847百万円)
目的: 生産能力増強・合理化
詳細: 当社において生産能力増強・合理化に931百万円の投資を実施。研究開発力強化のための研究設備への投資として538百万円を実施。 - 2023-03-31 (12,033百万円)
目的: 生産能力増強・合理化
詳細: 当社において生産能力増強・合理化に849百万円の投資を実施。研究開発力強化のための研究設備への投資として547百万円を実施。 - 2024-03-31 (8,649百万円)
目的: 生産能力増強・合理化
詳細: 当社において生産能力増強・合理化に1,185百万円の投資を実施。研究開発力強化のための研究設備への投資として410百万円を実施。 - 2025-03-31 (6,663百万円)
目的: 生産能力増強・合理化
詳細: 当社において生産能力増強・合理化に691百万円の投資を実施。研究開発力強化のための研究設備への投資として786百万円を実施。
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。