[4475] HENNGE の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、テクノロジーの解放を経営理念とし、技術を企業が恩恵を受けやすい形に整え、新しい価値として提供することで世界の発展に貢献しています。特にパッケージソフトウェアをクラウドサービスとして提供するSaaSの形態を採用し、安定的な収益を確保しつつ高品質なサービスを提供しています。

事業セグメント

  • HENNGE One事業: クラウドサービスを導入して業務効率化を図る企業に対し、クラウドサービスの利便性を損なうことなく、セキュリティリスクを軽減させる『HENNGE One』を展開しています。
  • プロフェッショナル・サービス及びその他事業: なりすましメール対策に有効な送信ドメイン認証や大量のメールをセキュアかつ高速に配信するメール配信クラウドサービスを展開しています。

事業の特徴・強み

  • 20年以上にわたり、銀行や自治体などの情報システム部門と取引し、信頼と実績を築いてきたこと。また、企画から販売・サポートまでの一連の流れを自社で完結させる力を持っていること。

今後の展開・方針

クラウド技術の発達を背景に、クラウドサービスを導入して業務効率化を図る企業が増加している中で、セキュリティ上の懸念を解決し、クラウドサービスの利点を最大限に活かせるように支援し、持続的な成長を目指します。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去数年間にわたり、主に本社の増床やリニューアル、オフィス設備の更新を中心とした設備投資を行ってきた。これにより、業務環境の改善と効率化を図っている。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2019-09-30 (160百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 本社増床に係る設備投資による有形固定資産の取得
  • 2020-09-30 (79百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 本社リニューアルに係る設備投資による有形固定資産の取得
  • 2021-09-30 (18百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 個室会議ブース、パソコン、サーバー購入による有形固定資産の取得
  • 2022-09-30 (28百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 個室会議ブース、パソコン、サーバー購入による有形固定資産の取得
  • 2023-09-30 (87百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: パソコン購入、オフィスリニューアルに伴う有形固定資産の取得およびIPアドレス購入による無形固定資産の取得
  • 2024-09-30 (161百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: パソコン購入、オフィス増床に伴う有形固定資産の取得

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ