過去の業績推移は？
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている？
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は？
当社グループは、オムロン株式会社を親会社とする企業集団に属し、ヘルスビッグデータと遠隔医療の2つの報告セグメントを中心に事業を展開しています。
事業セグメント
- ヘルスビッグデータ: 製薬企業や保険会社に匿名加工化された疫学データを提供し、創薬や新商品開発に活用されています。また、保険者や生活者向けにPHRサービスや自治体向けの予防医療サービスを提供しています。医療提供者向けには薬剤DB事業や経営改善コンサルティングを行っています。
- 遠隔医療: 医療機関からの診断依頼を遠隔で受け付け、契約読影医による診断レポートを提供する遠隔読影マッチングサービスを展開しています。放射線診断専門医のプラットフォームを形成し、クラウドを通じた画像診断ASPサービスも提供しています。
事業の特徴・強み
- 当社グループは、疾病ごとの有病率や罹患率の計算、治療行為の時系列での追跡に強みを持ち、製薬企業や保険会社で幅広く活用されています。
- 遠隔医療分野では、国内最大規模の放射線診断専門医プラットフォームを形成し、高品質な読影レポートをスピーディに提供しています。
今後の展開・方針
今後もヘルスビッグデータを活用した新たなサービスの開発や、遠隔医療プラットフォームの拡充を通じて、医療分野におけるデジタル化と効率化を推進していきます。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している？
過去数年間にわたり、設備投資は主に業容拡大を目的として実施されており、特にヘルスビッグデータセグメントにおけるサーバーの追加・更新やシステム開発に多くの資金が投じられている。また、遠隔医療セグメントにおける遠隔読影設備の拡充や、調剤薬局支援セグメントでのオフィス・サーバー設備の更新も行われている。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2020-03-31 (1,763百万円)
目的: 設備更新
詳細: 本社建物に係る使用権資産、サーバー等の取得及びシステム開発投資 - 2021-03-31 (3,686百万円)
目的: 業容拡大
詳細: ヘルスビッグデータセグメントでの本社建物に係る使用権資産の取得、サーバー等の取得及びシステム開発投資、遠隔医療セグメントでのサーバー等の取得及びシステム開発投資、調剤薬局支援セグメントでのシステム開発投資 - 2022-03-31 (1,807百万円)
目的: 業容拡大
詳細: ヘルスビッグデータセグメントでのオフィス拡充、サーバー追加・更新、及びシステム開発、遠隔医療セグメントでの遠隔読影設備の拡充、調剤薬局支援セグメントでのオフィス・サーバー設備の更新及びシステム開発 - 2023-03-31 (2,855百万円)
目的: 業容拡大
詳細: ヘルスビッグデータセグメントでのサーバー追加・更新、及びシステム開発、遠隔医療セグメントでの遠隔読影設備の拡充、調剤薬局支援セグメントでのオフィス・サーバー設備の更新及びシステム開発 - 2024-03-31 (3,991百万円)
目的: 業容拡大
詳細: ヘルスビッグデータセグメントでのサーバー追加・更新、及びシステム開発、遠隔医療セグメントでの遠隔読影設備の拡充及びシステム開発、調剤薬局支援セグメントでのオフィス・サーバー設備の更新 - 2025-03-31 (4,213百万円)
目的: 業容拡大
詳細: ヘルスビッグデータセグメントでのサーバー追加・更新、及びシステム開発、遠隔医療セグメントでの遠隔読影設備の拡充及びシステム開発
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力（安全性）が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力（純利益）と、その利益をどの程度株主に還元しているか（配当性向）の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。
