過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
カルナバイオサイエンス株式会社は、キナーゼを創薬標的とした新薬の研究開発を行い、創薬事業と創薬支援事業を展開しています。
事業セグメント
- 創薬事業: キナーゼ阻害薬等の新薬創製を目指し、研究開発を行い、製薬企業等へライセンスアウトすることで収益を獲得する事業。がん、免疫・炎症疾患を重点領域として研究を進めています。
- 創薬支援事業: 製薬企業やバイオベンチャー、大学等の研究機関を顧客とし、キナーゼ阻害薬の創薬研究を支援するための製品・サービスを提供する事業。キナーゼタンパク質、アッセイ開発、プロファイリング・スクリーニングサービスなどを提供しています。
セグメント別の業績は?
事業の特徴・強み
- キナーゼを標的とした創薬基盤技術を有し、低分子医薬品の研究開発に強みを持つ。経口投与可能な低分子医薬品は、患者の身体的負担が少なく、製造コストが低いため、医療経済上も優れています。
今後の展開・方針
キナーゼ阻害薬の研究開発を進め、特にがん治療分野での新薬創製を目指す。また、創薬支援事業を通じて製薬企業等の創薬活動を支援し、売上の拡大を図る。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
過去から現在に至るまで、設備投資は主に創薬支援事業と創薬事業に集中しており、生産能力の向上・強化や創薬研究の効率化を目的としている。特に創薬支援事業では、生産能力の増強が継続的に行われており、共通の設備更新も定期的に実施されている。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2014-12-31 (42,078千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 創薬支援事業における生産能力の向上・強化の推進及び研究開発の効率化のための設備投資 - 2015-12-31 (11,650千円)
目的: 効率化
詳細: 創薬事業における創薬研究の強化・効率化のための設備投資 - 2016-12-31 (44,872千円)
目的: 効率化
詳細: 創薬事業における創薬研究の強化・効率化のための設備投資 - 2017-12-31 (18,873千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 創薬支援事業における生産能力の向上・強化推進のための設備投資 - 2018-12-31 (58,425千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 創薬支援事業における生産能力の向上・強化推進のための設備投資 - 2019-12-31 (66,274千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 創薬支援事業における生産能力の向上・強化推進のための設備投資 - 2020-12-31 (65,767千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 創薬支援事業における生産能力の向上・強化推進のための設備投資 - 2021-12-31 (25,872千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 創薬支援事業における生産能力の向上・強化推進のための設備投資 - 2022-12-31 (126,001千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 創薬支援事業における生産能力の向上・強化推進のための設備投資 - 2023-12-31 (44,550千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 創薬支援事業における生産能力の向上・強化推進のための設備投資 - 2024-12-31 (17,828千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 創薬支援事業における生産能力の向上・強化推進のための設備投資
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。