過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、独自の経皮吸収型製剤技術を基に新たな医薬品を生み出す創薬企業グループであり、全世界の人々の健康とQOLの向上に貢献することを企業理念としています。
事業セグメント
- 経皮吸収型製剤技術: イオン液体を利用したILTS®やナノコロイド化技術を利用したNCTS®を中心に、薬効の極大化、副作用の低減、飲み忘れ防止、経口投与が困難な患者への投与を可能にする医薬品製剤技術を開発しています。
- 医薬品開発: 新たに創出した医薬品候補製剤を製造販売承認を取得するために開発し、製薬会社等との提携を通じて事業を推進しています。
- マイクロニードルアレイ: 無痛での自己接種が可能なワクチン等の投与デバイスであるマイクロニードルの研究開発を行っています。
事業の特徴・強み
- 独自の経皮吸収型製剤技術ILTS®とNCTS®により、従来の技術では経皮吸収が困難であった薬物の経皮浸透性を飛躍的に向上させることに成功しています。
- ILTS®やNCTS®を用いて、様々な有効成分の経皮吸収性を向上させ、新しい付加価値を持った医薬品を開発しています。
今後の展開・方針
当社グループは、開発パイプライン毎に収益モデルを設計し、リスクとリターンのバランスを取るポートフォリオを構築しながら成長を目指しています。また、米国の創薬ベンチャーとの提携を通じた新規医薬品の開発や、マイクロニードルアレイの実用化に向けた研究開発を進めています。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
当社グループは、基幹事業である製剤開発を中心に、研究開発に伴う設備や機器の新設、拡充を継続的に行っています。特にマイクロニードルアレイ治験薬工場設備への投資を通じて生産能力の増強を図っており、その他にも研究開発用の各種機器への投資を行っています。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2014-12-31 (144,117千円)
目的: 研究開発
詳細: 研究開発用貼付剤製造機、3Dプリンタ、製剤分析測定機器、経皮吸収試験用機器 - 2015-12-31 (6,712千円)
目的: 研究開発
詳細: 液体クロマトグラフィ、溶出試験器 - 2016-12-31 (43,695千円)
目的: 研究開発
詳細: 液体クロマトグラフ質量分析計、溶出試験器、ガスクロマトグラフ - 2017-12-31 (14,036千円)
目的: 研究開発
詳細: 危険物保管庫、小型コーター、安定性試験器、真空乳化機、粘着テープ保持力試験装置 - 2018-12-31 (114,938千円)
目的: 生産能力増強
詳細: マイクロニードルアレイ治験薬工場設備 - 2019-12-31 (269,272千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 原料倉庫棟、マイクロニードルアレイ治験薬工場設備 - 2020-12-31 (170,435千円)
目的: 生産能力増強
詳細: マイクロニードルアレイ治験薬工場設備、セフティキャビネット - 2021-12-31 (2,542千円)
目的: 研究開発
詳細: 高圧蒸気滅菌器ハイクレーブ - 2022-12-31 (1,958千円)
目的: 研究開発
詳細: 設備投資の詳細なし - 2023-12-31 (759千円)
目的: 研究開発
詳細: 設備投資の詳細なし - 2024-12-31 (265千円)
目的: 研究開発
詳細: 設備投資の詳細なし
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。