過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループはアクリル樹脂派生製品に関する事業を主として行い、コーティング、塗料、電子材料、化成品、合成樹脂を扱っています。また、電線ケーブル及び附属品の製造・販売を行う㈱フジクラに電子材料を一部販売しています。
事業セグメント
- コーティング事業: プラスチック用コーティング材等を製造・販売し、調色も行っています。関連会社を通じて製造・販売を展開しています。
- 塗料事業: 建築用コーティング材を製造し、関連会社を通じて販売しています。
- 電子材料事業: 導電性樹脂塗料及び導電性接着剤を製造・販売し、関連会社を通じて販売しています。
- 化成品事業: トナー用バインダー樹脂及び粘・接着剤ベース樹脂等の機能性樹脂ベースを製造・販売し、関連会社を通じて販売しています。
- 合成樹脂事業: 藤光樹脂㈱等がアクリル樹脂の原材料・加工品を仕入れ、販売しています。
セグメント別の業績は?
事業の特徴・強み
- 多様なアクリル樹脂派生製品を扱い、国内外の関連会社を通じて製造・販売を行う広範なネットワークを持っています。
今後の展開・方針
今後も既存の事業分野における製品の製造・販売を強化し、関連会社との連携を深めることで市場シェアを拡大することを目指します。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
過去から現在に至るまで、当社グループは主に生産能力の増強を目的として、国内外の製造設備や開発設備、研究設備に対して継続的に設備投資を行ってきました。特に、佐野事業所や米国、英国の子会社における設備の強化が中心となっており、近年では新工場の建設や倉庫の増設なども含まれています。これにより、製造能力の向上と新技術の開発を推進してきました。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2015-03-31 (11億98百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 佐野事業所、米国子会社及び英国子会社の製造設備、鷲宮事業所、米国子会社及び英国子会社の開発設備及び研究設備等 - 2016-03-31 (16億22百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 佐野事業所、米国子会社及び英国子会社の製造設備、鷲宮事業所、米国子会社及び英国子会社の開発設備及び研究設備、フジケミ近畿㈱及びフジケミカル㈱の倉庫の増設等 - 2017-03-31 (18億74百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: FUJIKURA KASEI(THAILAND)CO.,LTD.の新工場、フジケミ近畿㈱の枚方工場総合棟の建設、佐野事業所、米国子会社及び英国子会社の製造設備、鷲宮事業所、米国子会社及び英国子会社の開発設備及び研究設備等 - 2018-03-31 (18億23百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 佐野事業所、FUJIKURA KASEI(THAILAND)CO.,LTD.、米国子会社及び英国子会社の製造設備、鷲宮事業所、米国子会社及び英国子会社の開発設備及び研究設備等 - 2019-03-31 (1,619百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 佐野事業所、米国子会社及び英国子会社の製造設備、鷲宮事業所、米国子会社及び英国子会社の開発設備及び研究設備等 - 2020-03-31 (1,495百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 佐野事業所、米国子会社及び英国子会社の製造設備、鷲宮事業所、米国子会社及び英国子会社の開発設備及び研究設備等 - 2021-03-31 (1,595万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 佐野事業所、米国子会社及び英国子会社の製造設備、鷲宮事業所、米国子会社及び英国子会社の開発設備及び研究設備等 - 2022-03-31 (1,139万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 佐野事業所、米国子会社及び英国子会社の製造設備、鷲宮事業所、米国子会社及び英国子会社の開発設備及び研究設備等 - 2023-03-31 (2,384百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 佐野事業所、米国子会社及び英国子会社の製造設備、鷲宮事業所、米国子会社及び英国子会社の開発設備及び研究設備等 - 2024-03-31 (1,582百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 佐野事業所、米国子会社及び英国子会社の製造設備、鷲宮事業所、米国子会社及び英国子会社の開発設備及び研究設備等 - 2025-03-31 (1,659百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 佐野事業所、米国子会社及び英国子会社の製造設備、鷲宮事業所、米国子会社及び英国子会社の開発設備及び研究設備等
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。