[4645] 市進ホールディングス の財務・株価分析レポート

市進ホールディングスの2025年02月期の営業利益は918百万円、営業利益率は5.0%と前年比23百万円減、営業利益率は0.3%pt減です。

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、教育サービス事業と介護福祉サービス事業の2つを主要なビジネスセグメントとして事業展開を行っています。

事業セグメント

  • 教育サービス事業: 小・中学生、高校生、高校卒業生を対象とした学習塾の運営、幼児を対象とした小学校受験指導や学童保育施設の運営、映像コンテンツの企画販売、日本語学校運営等を行っています。
  • 介護福祉サービス事業: デイサービス、認知症グループホーム、小規模多機能型居宅介護施設、有料老人ホーム、訪問介護事業等の運営の他、介護職初任者研修等、研修事業も実施しています。

事業の特徴・強み

  • 教育サービス事業では、幅広い年齢層を対象にした多様な教育サービスを提供し、映像コンテンツの販売も行っています。
  • 介護福祉サービス事業では、多様な介護サービスを提供し、研修事業も実施することで、介護職の育成にも力を入れています。

今後の展開・方針

特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断します。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去から現在に至るまで、主に市進学院、個太郎塾、茨進、桐杏学園における新規開校や既存校舎の移転及びリニューアルを中心に設備投資を行ってきた。各年度において、教育サービス事業を中心に新規教室の開校や既存施設のリニューアルを進め、教育環境の充実を図っている。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-02-28 (325百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 市進学院八潮教室、妙典教室、八千代緑が丘教室等の開設準備および既存教室のリニューアル
  • 2016-02-29 (334百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 市進学院南流山教室、豊洲教室、京成大久保教室等の開設準備および既存教室のリニューアル
  • 2017-02-28 (490百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 市進学院東松戸教室、船堀教室、船橋法典教室等の開設準備および既存教室のリニューアル
  • 2018-02-28 (774百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 市進学院南船橋教室、千葉みなと教室、豊四季教室等の開設準備および既存教室のリニューアル
  • 2019-02-28 (396百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 市進学院ワンズモール長沼教室、月島教室、新柏教室、新小岩教室等の開設準備および既存教室のリニューアル
  • 2020-02-29 (425百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 市進学院、個太郎塾、茨進、桐杏学園における新規開校や既存校舎の移転及びリニューアル
  • 2021-02-28 (396百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 市進学院・船橋塚田教室の開校、市進オンラインスクールの開校、ナナカラ船橋塚田スクールの開校および各拠点のリニューアル
  • 2022-02-28 (311百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 市進学院吉川美南教室、薬園台教室の開校、千葉ニュータウン中央教室、柏の葉教室の2号館増設、個太郎塾世田谷上町教室、北池袋教室等の開校
  • 2023-02-28 (259百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 市進学院南行徳教室、大井町教室の開校、流山おおたかの森教室での増床、茨進・古河諸川校の開校
  • 2024-02-29 (280百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 市進学院印西牧の原教室、北習志野教室での増床、南大沢教室の移転リニューアル開校

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ