[4685] 菱友システムズ の財務・株価分析レポート

菱友システムズの2025年03月期の営業利益は4,816百万円、営業利益率は11.3%と前年比1,235百万円増、営業利益率は1.6%pt増です。

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは情報サービスの提供を主な事業内容としています。

事業セグメント

  • 情報サービス: 情報通信システムの設計、開発、運用及び保守、情報通信システム関連機器の販売、工業製品等の設計、解析・シミュレーション、情報通信システムを利用した各種情報処理サービスを提供しています。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 情報サービスの単一セグメントで構成されており、三菱重工業株式会社が主要な顧客であることから、安定した顧客基盤を持っています。

今後の展開・方針

テキストには今後の展開・戦略についての具体的な記載はありません。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

当社グループは、2015年から2025年にかけて、主にハードウェア及びソフトウェアの取得を中心に設備投資を行ってきました。特に、2019年以降はサーバーの増強や基幹システムの刷新を通じて、生産能力の増強や効率化を図っています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (2億47百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 東日本での建物附属設備、ハードウェア及びソフトウェアの取得
  • 2016-03-31 (1億48百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 建物附属設備、ハードウェア及びソフトウェアの取得
  • 2017-03-31 (2億17百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 建物附属設備、ハードウェア及びソフトウェアの取得
  • 2018-03-31 (3億57百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 建物附属設備、ハードウェア及びソフトウェアの取得
  • 2019-03-31 (126百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ハードウェア(サーバーの増強)及びソフトウェアの取得
  • 2020-03-31 (258百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ハードウェア(サーバーの増強)及びソフトウェアの取得
  • 2021-03-31 (81百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ハードウェア(サーバーの増強)及びソフトウェアの取得
  • 2022-03-31 (187百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ハードウェア(サーバーの増強)及びソフトウェアの取得
  • 2023-03-31 (443百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 構築中の基幹システムに係る投資、パーソナルコンピュータの取得及びソフトウェアの更新
  • 2024-03-31 (594百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 基幹システム刷新、サーバー、PC及びソフトウェア取得
  • 2025-03-31 (220百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: PC及びサーバー等の更新

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ