[4760] アルファ の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、広告等販売促進用品の企画、提案から販売までを行う総合販売促進業で、ポスター、のぼり、タペストリー、POPなどの販売を行っています。

事業セグメント

  • 総合販売促進業: スーパーや家電量販店などの小売業者を中心としたユーザーが、販売促進を目的に店頭及び店内に設置する、販売促進広告に係るあらゆる宣伝・装飾物の企画・製作・販売を行っています。特に、一般消費者が店舗で購買を行う時点に着目した販売促進ツール(POP広告)を主に取り扱っています。

事業の特徴・強み

  • 店舗の季節性・活性化の演出や製商品の特徴・価格等を瞬間的かつ明確に消費者に伝え、集客・購買行動に結びつけることを最大の目的としています。

今後の展開・方針

新たな販売促進として、IT関連分野での新事業となる子会社POPKIT株式会社を設立し、日本初のPOP作成アプリサービスPOPKIT(ポップキット)の運営・提供事業を開始しました。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去数年間にわたり、設備投資は主に基幹システムの機能強化やコンピュータ端末の増設を中心に行われ、効率化を図ってきた。また、倉庫用土地の取得による生産能力の増強や、WEBショッピングサイトやモバイルキャンペーンシステムの改修を通じて、販売能力の向上も目指している。最近では、システムサーバーの更新やデザイン配信サイトの改修など、設備の更新にも注力している。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2016-08-31 (22百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 基幹システム機能強化、リース契約によるコンピュータ端末の増設
  • 2017-08-31 (56百万円)
    目的: 効率化
    詳細: コンピュータ端末の増設、基幹システム機能強化
  • 2018-08-31 (37百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 基幹システム機能強化、コンピュータ端末の増設
  • 2019-08-31 (89百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 倉庫用土地の取得
  • 2020-08-31 (14百万円)
    目的: 効率化
    詳細: コンピュータ端末の増設
  • 2021-08-31 (71百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 基幹システム機能強化、WEBショッピングサイトの改修
  • 2022-08-31 (5百万円)
    目的: 効率化
    詳細: モバイルキャンペーンシステムの改修
  • 2023-08-31 (29百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: システムサーバーの更新、基幹システムの改修
  • 2024-08-31 (5百万円)
    目的: 効率化
    詳細: デザイン配信サイトの改修

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ