[4767] テー・オー・ダブリュー の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、体験領域をコアとするプロモーション全般の企画・制作並びにそれに付帯する業務を行っています。単一セグメントであるが、プロモーション業務をリアルイベント、オンラインイベント、オンラインプロモーション、その他に分類しています。

事業セグメント

  • リアルイベント: リアルイベントの企画・制作・運営・演出を行い、プロデューサーが最適なチームを編成してプランニング・プロデュースを行います。
  • オンラインイベント: オンラインイベントの企画・制作・運営・演出を行い、プロデューサーが最適なチームを編成してプランニング・プロデュースを行います。
  • オンラインプロモーション: オンラインプロモーションの企画を行い、プロデューサーが最適なチームを編成してプランニング・プロデュースを行います。
  • その他: WEBサイト、SNS、動画制作、デジタル広告、PR、OOH、TVCMなどのプロモーション業務を行います。

事業の特徴・強み

  • 体験領域をコアとするプロモーション全般に強みを持ち、プロデューサーが各領域における専門性の高い社員、連結子会社及び外注先協力機関から最適なチームを編成してプランニング・プロデュースを行うことができる。

今後の展開・方針

今後も各プロモーション業務において、分析・調査から効果検証までを行い、目的や課題に合わせた最適なプランニング・プロデュースを提供し続ける。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去数年間にわたり、設備投資は主にパソコンやネットワーク機器の更新、レイアウト変更工事による効率化を目的として行われてきた。特に2020年には大規模なレイアウト変更工事が行われ、効率化が図られた。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-06-30 (44百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: パソコンへの投資が21百万円、IP電話への投資が20百万円
  • 2016-06-30 (45百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: サーバへの投資が15百万円、パソコンへの投資が14百万円
  • 2017-06-30 (30百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: パソコンへの投資が15百万円、関西支社移転工事への投資が10百万円
  • 2018-06-30 (23百万円)
    目的: 効率化
    詳細: パソコンへの投資が15百万円、レイアウト変更工事への投資が4百万円
  • 2019-06-30 (47百万円)
    目的: 効率化
    詳細: パソコンへの投資が29百万円、レイアウト変更工事への投資が6百万円
  • 2020-06-30 (145百万円)
    目的: 効率化
    詳細: レイアウト変更工事への投資が101百万円、パソコンへの投資が32百万円
  • 2021-06-30 (97百万円)
    目的: 効率化
    詳細: レイアウト変更工事への投資が70百万円、パソコンへの投資が11百万円
  • 2022-06-30 (12百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: パソコンへの投資が11百万円
  • 2023-06-30 (25百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 基幹ネットワーク機器への投資が20百万円
  • 2024-06-30 (89百万円)
    目的: 効率化
    詳細: レイアウト変更工事が83百万円

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ