[4847] インテリジェント ウェイブ の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社は金融業界向け事業と情報セキュリティ事業を展開しており、主にクレジットカード会社や銀行、証券会社を対象にシステム開発や保守を提供しています。また、情報漏えい防止やサイバーセキュリティ対策の製品を開発・販売しています。

事業セグメント

  • 金融業界向け事業: クレジットカード会社のFEPシステムや不正検知システムの開発・保守を行い、銀行のATMネットワーク接続等にも活用されています。また、証券取引の分野では情報配信基盤システム「will-Trade」を開発し、証券取引所からの市況情報の受け渡しと処理を実現しています。
  • 情報セキュリティ対策事業: 組織内部からの情報漏えい対策及びサイバー攻撃対策のソリューションを提供しています。自社製品「CWAT」や海外のサイバーセキュリティ製品を販売し、ゼロトラストセキュリティに基づく製品やサービスも取り扱っています。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 自社開発のパッケージソフトウェアを中心に顧客の業務システムを開発し、クレジットカード会社への納入実績が豊富です。また、高速大容量のオンラインデータ処理に関する豊富な技術と経験を有しています。

今後の展開・方針

培った技術やノウハウを活かし、放送分野等の新領域のビジネスへの展開を進めています。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

当社グループは、金融システムソリューション事業およびプロダクトソリューション事業において、開発用端末やサーバー等業務用機器を中心とした設備投資を継続的に実施しており、効率化を図っています。2015年度には9,506千円、2016年度には132,519千円の投資を行いました。特に2016年度にはセール・アンド・リースバック取引を活用し、効率的な資金運用を行っています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-06-30 (9,506千円)
    目的: 効率化
    詳細: 金融システムソリューション事業における開発用端末やサーバー等業務用機器の設備投資、プロダクトソリューション事業における開発用端末やサーバー等業務用機器の設備投資
  • 2016-06-30 (132,519千円)
    目的: 効率化
    詳細: 金融システムソリューション事業における開発用端末やサーバー等業務用機器の設備投資(セール・アンド・リースバック取引を含む)、プロダクトソリューション事業における開発用端末やサーバー等業務用機器の設備投資

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ