過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、ドライルーブ製品の開発・製造・販売及びコーティング加工を主たる業務とし、国内外で事業を展開しています。
事業セグメント
- ドライルーブ製品の開発・製造・販売: 二硫化モリブデン、フッ素樹脂、グラファイト等を主要成分とし、ポリアミドイミド、エポキシ等の樹脂系結合剤を用いた配合技術・分散技術を研究開発し、ドライルーブ製品を製造・販売しています。これらの製品は、スプレー法、印刷法、浸漬法、ディスペンサーまたはスピンコート等で機器にコーティングされ、潤滑耐久性、低摩擦性、非粘着性、電気的特性等の機能を持つ被膜を形成します。
- ドライルーブ製品のコーティング加工: 当社及び関係会社は、製造したドライルーブ製品を自動車機器、光学機器、電気・電子機器、OA機器等にコーティング加工しています。特に省エネ及び環境保全関連の技術革新が進む自動車機器向けの加工が増加しています。
- ドライルーブ製品のコーティング加工法の技術指導: 当社は、コーティング加工を行う会社に対して、独自に開発したコーティング設備を提供し、技術指導を行っています。
事業の特徴・強み
- 当社は、独自の配合技術・分散技術を用いて高機能なドライルーブ製品を開発し、様々な機器に対して高性能なコーティングを提供しています。
- 省エネ及び環境保全関連の技術革新が進む分野での需要に応じた製品提供が可能です。
- 独自開発のコーティング設備を用いた技術指導により、コーティング加工の品質向上を図っています。
今後の展開・方針
今後も国内外での事業展開を強化し、特に自動車機器向けのコーティング加工の需要に応えるための技術革新を進めていきます。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
当社グループは、急速な技術革新や販売競争の激化に対応するため、主に製造設備の増強を目的とした設備投資を継続的に実施してきました。2015年から2024年にかけて、投資規模は年々増加し、特に2022年以降は大幅な投資が見られます。これにより、生産能力の強化を図り、競争力を維持・向上させる戦略を採っています。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2015-06-30 (108百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 急速な技術革新や販売競争の激化に対処するため、製造設備の増強を実施 - 2016-06-30 (143百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 急速な技術革新や販売競争の激化に対処するため、製造設備の増強を実施 - 2017-06-30 (108百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 急速な技術革新や販売競争の激化に対処するため、製造設備の増強を実施 - 2018-06-30 (153百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 急速な技術革新や販売競争の激化に対処するため、製造設備の増強を実施 - 2019-06-30 (80百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 急速な技術革新や販売競争の激化に対処するため、製造設備の増強を実施 - 2020-06-30 (102百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 急速な技術革新や販売競争の激化に対処するため、製造設備の増強を実施 - 2021-06-30 (199百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 急速な技術革新や販売競争の激化に対処するため、製造設備の増強を実施 - 2022-06-30 (499百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 急速な技術革新や販売競争の激化に対処するため、製造設備の増強を実施 - 2023-06-30 (971百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 急速な技術革新や販売競争の激化に対処するため、製造設備の増強を実施 - 2024-06-30 (880百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 急速な技術革新や販売競争の激化に対処するため、製造設備の増強を実施
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。