過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当グループは日本農薬株式会社及び関係会社27社で構成され、主に農薬の製造・販売を行っています。その他に医薬品の製造、造園緑化工事、不動産の賃貸、農薬の生産・物流業務等の請負、建物の付帯設備の営繕、作物・環境中の残留農薬の分析等を行っています。
事業セグメント
- 農薬事業: 殺虫剤、殺菌剤、殺虫殺菌剤、除草剤、農薬原体などを製造し、全国の特約店網、JA、全農及び農薬メーカー等を通じて販売しています。海外では米国、インド、ブラジル、欧州、マレーシア、沖縄、台湾、東南アジア、中米で製造・販売を行っています。
- 農薬以外の化学品事業: 木材薬品を連結子会社の㈱アグリマートから特約店等を通じて販売しています。医薬品等外用抗真菌剤、動物用医薬品、飼料添加物等を製造し、医薬品メーカー等を通じて販売しています。
- その他: 造園緑化工事、不動産の賃貸、農薬物流業務等の請負及び倉庫業、作物・環境中の農薬残留分析を行っています。
セグメント別の業績は?
事業の特徴・強み
- 全国に跨る特約店網を通じた広範な販売ネットワークを持ち、海外にも多くの拠点を有している。
- 多様な製品ラインナップを持ち、農薬以外にも医薬品や化学品を製造・販売している。
今後の展開・方針
今後も国内外での販売ネットワークを強化し、製品ラインナップを拡充することで、事業の拡大を図る。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
当社グループは、生産設備の増強、合理化、老朽化設備の更新、研究の実験設備の強化を目的として、継続的に設備投資を行っています。特に農薬事業においては、福島、鹿島、佐賀事業所および総合研究所での設備更新が主な投資対象となっています。近年では、Nichino India Pvt.Ltd.の製造設備増強も進められています。設備投資は、有形固定資産の他、無形固定資産への投資も含まれています。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2014-09-30 (14億21百万円)
目的: 生産能力増強, 合理化, 設備更新
詳細: 総合研究所の実験器具類、㈱ニチノーサービス鹿島事業所の配管・貯蔵設備等 - 2015-09-30 (15億59百万円)
目的: 生産能力増強, 合理化, 設備更新
詳細: 福島・鹿島・佐賀事業所ならびに総合研究所の既存設備更新等 - 2016-09-30 (14億35百万円)
目的: 生産能力増強, 合理化, 設備更新
詳細: 福島・鹿島・佐賀事業所ならびに総合研究所の既存設備更新等 - 2017-09-30 (11億67百万円)
目的: 生産能力増強, 合理化, 設備更新
詳細: 福島・鹿島・佐賀事業所ならびに総合研究所の既存設備更新等 - 2018-09-30 (26億83百万円)
目的: 生産能力増強, 合理化, 設備更新
詳細: 鹿島・佐賀事業所の既存設備更新等 - 2019-09-30 (1,228百万円)
目的: 生産能力増強, 合理化, 設備更新
詳細: 鹿島・佐賀事業所の既存設備更新等 - 2020-03-31 (728百万円)
目的: 生産能力増強, 合理化, 設備更新
詳細: 福島・佐賀事業所の既存設備更新等 - 2021-03-31 (1,537百万円)
目的: 生産能力増強, 合理化, 設備更新
詳細: 福島・佐賀事業所の既存設備更新等 - 2022-03-31 (1,665百万円)
目的: 生産能力増強, 合理化, 設備更新
詳細: 鹿島事業所の既存設備更新及びNichino India Pvt.Ltd.の原体製造設備増強等 - 2023-03-31 (2,378百万円)
目的: 生産能力増強, 合理化, 設備更新
詳細: 鹿島事業所の既存設備更新及びNichino India Pvt.Ltd.の原体製造設備増強等 - 2024-03-31 (2,395百万円)
目的: 生産能力増強, 合理化, 設備更新
詳細: 基幹システムの構築及びNichino India Pvt.Ltd.の製造設備増強等 - 2025-03-31 (2,872百万円)
目的: 生産能力増強, 合理化, 設備更新
詳細: 佐賀事業所及びNichino India Pvt.Ltd.の製造設備増強等
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。