過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、建築ガラス、オートモーティブ、電子・ディスプレイ、化学品・エッセンシャルケミカルズ、ライフサイエンスなど多岐にわたる事業を展開しています。
事業セグメント
- 建築ガラス: 建築用板ガラス、建築用加工ガラス(複層ガラス、強化ガラス、合わせガラス)を提供。
- オートモーティブ: 自動車用ガラス、車載ディスプレイ用カバーガラスを提供。
- 電子・ディスプレイ: 液晶/有機ELディスプレイ用ガラス基板、ディスプレイ用特殊ガラス・電子部材、半導体関連部材、光学関連部材を提供。
- 化学品・エッセンシャルケミカルズ: 苛性ソーダ、塩化ビニル樹脂、ウレタン原料、フッ素製品(樹脂、ガス、溶剤)、ヨウ素製品を提供。
- ライフサイエンス: 合成医農薬開発製造受託、バイオ医薬品開発製造受託、医農薬中間体・原体を提供。
事業の特徴・強み
- 多様な事業分野を持ち、建築、オートモーティブ、電子・ディスプレイ、化学品、ライフサイエンスにおいて幅広い製品を提供。
今後の展開・方針
前連結会計年度のセグメント情報は、当連結会計年度の報告セグメントの区分に基づき作成したものを開示しており、今後も各事業分野での展開を継続。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
当社グループは、2019年から2024年にかけて、主に生産能力の増強を目的とした設備投資を継続的に実施してきました。各年度において、ガラス、電子、化学品、ライフサイエンス分野における製造設備の建設および増強を行い、特に中国、日本、東南アジア、欧州、米国における重要なプロジェクトに投資を集中させています。これらの投資は、自己資金、借入金およびコマーシャル・ペーパーの発行により賄われています。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2019-12-31 (207,661百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: ブラジルにおける第2フロート板ガラス工場の建設、中国における液晶用ガラス基板製造設備の建設、日本におけるEUV露光用フォトマスクブランクス製造設備の増強、インドネシアにおける塩化ビニル製造設備の増強、日本及び米国における医薬品中間体・原薬製造設備の増強 - 2020-12-31 (241,348百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 中国における車載ディスプレイ用カバーガラス製造設備の建設、中国における液晶用ガラス基板製造設備の建設、日本におけるEUV露光用フォトマスクブランクス製造設備の増強、日本におけるフッ素化学品製造設備の増強、日本及び米国における医薬品中間体・原薬製造設備の増強 - 2021-12-31 (216,503百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 中国における液晶用ガラス基板製造設備の建設、日本におけるEUV露光用フォトマスクブランクス製造設備の増強、欧州及び米国におけるバイオ医薬品製造設備の増強、米国における遺伝子治療薬工場の取得 - 2022-12-31 (236,553百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 中国における液晶用ガラス基板製造設備の増強、日本におけるEUV露光用フォトマスクブランクス製造設備の増強、欧州における合成医薬・バイオ医薬品製造設備の増強、東南アジアにおけるクロールアルカリ製品製造設備の増強 - 2023-12-31 (231,715百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 建築ガラス、オートモーティブ、電子における液晶用ガラス基板製造設備の増強、日本におけるEUV露光用フォトマスクブランクス製造設備の増強、東南アジアにおけるクロールアルカリ製品製造設備の増強、日本におけるフッ素関連製品製造設備の増強、欧州における合成医薬・バイオ医薬品製造設備の増強、日本における合成医農薬製造設備の増強 - 2024-12-31 (257,458百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 建築ガラス、オートモーティブ、日本におけるEUV露光用フォトマスクブランクス製造設備の増強、東南アジアにおけるクロールアルカリ製品製造設備の増強、日本におけるフッ素関連製品製造設備の増強、欧州における合成医薬・バイオ医薬品開発製造受託用設備の増強、日本におけるバイオ医薬品開発製造受託用設備の増強
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。