過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、ベントナイト原鉱石の採掘、製造、販売、農薬加工および化成品の製造販売を行い、粘土鉱物、調泥剤の仕入販売、運送取扱い業務や各種研究・分析業務を営んでいます。
事業セグメント
- ベントナイト事業: 素形材用、環境建設用、ペット用トイレ砂等の製造販売および調泥剤の仕入販売を行っています。関連会社はベントナイト原鉱石の採掘、販売を行っています。
- クレイサイエンス事業: 精製ベントナイト、環境保全処理剤、環境改良剤、飼料添加物等の製造販売を行っています。
- アグリ事業: 農薬加工、農薬基剤および農薬加工用原材料、農業資材等の製造、加工、販売および運送取扱いを行っています。
セグメント別の業績は?
事業の特徴・強み
- 多様な用途に対応したベントナイト製品の製造販売を行い、関連会社との連携による原鉱石の安定供給を実現しています。
今後の展開・方針
組織変更に伴い、アグリビジネス分野を独立したセグメントとして強化し、事業の拡大を図ります。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
当社グループは、過去から現在に至るまで、生産能力の増強を目的とした設備投資を継続的に行ってきました。特に、ベントナイト事業や化成品事業において、製造設備の拡充や新設を行い、効率的な生産体制を構築しています。また、近年では効率化を図るためのシステム刷新にも投資を行い、全体的な業務効率の向上を目指しています。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2015-03-31 (3億85百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 左沢工場がベントナイト製造設備等として機械装置等に46百万円投資し、郡山工場が農薬製造設備として機械装置等に61百万円投資 - 2016-03-31 (7億43百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 左沢工場がベントナイト製造設備等として機械装置等に29百万円投資し、小名浜工場が農薬製造設備として機械装置等に3億40百万円投資 - 2017-03-31 (10億79百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 蔵王工場がベントナイト製造設備等として機械装置等に66百万円投資し、いわき工場がファインケミカル製造設備として機械装置等に5億43百万円投資 - 2018-03-31 (7億6百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 左沢工場がベントナイト製造設備等として機械装置等に74百万円投資し、小名浜工場が農薬製造設備として機械装置等に1億64百万円投資 - 2019-03-31 (1,892百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 太田工場が止水材一貫生産設備等として機械装置等に141百万円投資し、いわき工場がクニピア第2工場新設として建物等に329百万円、機械装置等に865百万円投資 - 2020-03-31 (794百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 左沢工場がベントナイト製造設備として機械装置等に253百万円投資し、郡山工場が事務所新設として建物等に73百万円投資 - 2021-03-31 (818百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 左沢工場がベントナイト製造設備として機械装置等に103百万円投資し、いわき工場がクニピア第2工場用製造設備として機械装置等に91百万円投資 - 2022-03-31 (769百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: クニマイン株式会社が採掘用重機として機械装置等に115百万円投資し、いわき工場がクニピア用製造設備として機械装置等に81百万円投資 - 2023-03-31 (856百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 左沢工場がベントナイト製造設備として機械装置等に103百万円投資し、いわき工場がガス燃料転換設備として機械装置等に113百万円投資 - 2024-03-31 (987百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 蔵王工場がベントナイト製造設備として機械装置等に74百万円投資し、いわき工場がクニピアスラッジ乾燥設備として機械装置等に74百万円、小名浜工場が種子コーティング用設備に121百万円投資 - 2025-03-31 (1,077百万円)
目的: 効率化
詳細: 左沢工場がベントナイト包装設備として機械装置等に96百万円、蔵王工場が電気関係設備として機械装置等に48百万円投資し、基幹システム刷新費用としてソフトウェア仮勘定に532百万円投資
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。