[5451] 淀川製鋼所 の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、主に鉄鋼製品の製造・加工・販売及び関連事業を行っています。

事業セグメント

  • 鋼板関連事業: 冷延鋼板、表面処理鋼板などの鋼板製品の製造・販売及び金属屋根壁材、エクステリア商品などの建材製品の製造・販売を行っています。
  • ロール事業: 鉄鋼用ロール・非鉄用ロールなどのロール製品の製造・販売を行っています。
  • グレーチング事業: グレーチング製品の製造・販売を行っています。
  • 不動産事業: 所有する土地建物の賃貸または販売を行っています。
  • その他: 機械プラントの販売、太陽光発電による売電事業などを行っています。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 多様な製品ラインナップを持ち、鋼板関連から不動産、太陽光発電まで幅広い事業を展開しています。

今後の展開・方針

具体的な今後の展開や戦略についての記載はありません。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

当社グループは、生産効率の維持向上を目的とした合理化を中心に、需要の多様化に対応するための製品の高級化、高付加価値化に必要な設備投資を継続的に実施してきました。特に鋼板関連事業における設備投資が多く、新設工場や各種設備の更新を行い、生産能力と効率の向上を図っています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (3,851百万円)
    目的: 合理化
    詳細: 物置生産設備(大阪工場)、酸洗電気品 他更新(市川工場)、受電変電所設備、メガソーラー発電設備(福井工場及び大阪工場)
  • 2016-03-31 (2,729百万円)
    目的: 合理化
    詳細: 蓄熱式脱臭装置導入(市川工場)
  • 2017-03-31 (5,774百万円)
    目的: 合理化
    詳細: グランウォール生産設備(姫路事業所)、めっき主幹制御装置更新(呉工場)、蓄熱式脱臭装置導入(大阪工場)、不動産(賃貸ビル)購入
  • 2018-03-31 (3,024百万円)
    目的: 合理化
    詳細: 2号圧延機モーター交流化(SYSCO社)、賃貸用の保育園建設
  • 2019-03-31 (2,241百万円)
    目的: 合理化
    詳細: グランウォール設備増強(姫路事業所)、圧延設備電気品更新(市川工場)
  • 2020-03-31 (2,224百万円)
    目的: 合理化
    詳細: カラーライン前処理設備改造(SYSCO社)、圧延設備電気品更新(市川工場)
  • 2021-03-31 (8,740百万円)
    目的: 合理化
    詳細: 新設工場の一部(福井ヨドコウ㈱)、カラーライン前処理設備改造(SYSCO社)、柏井寮社宅建て替え(市川工場)
  • 2022-03-31 (6,911百万円)
    目的: 合理化
    詳細: 新設工場の一部(福井ヨドコウ㈱)、カラーライン前処理設備改造(SYSCO社)、柏井寮社宅建て替え(市川工場)
  • 2023-03-31 (5,651百万円)
    目的: 合理化
    詳細: 工場新設の第2段階(福井ヨドコウ㈱)、2号カラーライン電気品更新(市川工場)、防耐火試験設備(垂直炉)更新(大阪工場)
  • 2024-03-31 (3,007百万円)
    目的: 合理化
    詳細: 5号カラーラインインバーター更新(大阪工場)
  • 2025-03-31 (5,745百万円)
    目的: 合理化
    詳細: 4CGL電気品更新(市川工場)

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ