[5577] アイデミー の財務・株価分析レポート

アイデミーの2024年05月期の営業利益は294百万円、営業利益率は13.9%と前年比56百万円増、営業利益率は0.4%pt減です。

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、先端技術を経済実装することをミッションに掲げ、AIをはじめとした新たなソフトウエア技術をビジネスの現場にインストールし、次世代の産業創出を加速させることを目的として事業を展開しています。

事業セグメント

  • AI/DXプロダクト: エンタープライズ企業のデジタル変革を行う土台づくりやデジタル技術内製化のために、デジタル人材の育成支援を行うオンラインDXラーニング「Aidemy Business」及び講師を派遣し研修を実施する「Aidemy Practice」を提供。
  • AI/DXソリューション: エンタープライズ企業向けにデジタル変革に必要なテーマ選定、PoC開発、システム開発、運用までの全領域を顧客企業に伴走しながら支援する「Modeloy」のサービスを提供。
  • AI/DXリスキリング: 個人領域におけるデジタル人材育成支援プログラム「Aidemy Premium」のサービスを提供し、個人のリスキリングを支援。

事業の特徴・強み

  • AIをはじめとした新たなソフトウエア技術をいち早くビジネスの現場にインストールし、次世代の産業創出を加速させることを目的としている。

今後の展開・方針

特に記載なし

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

当連結会計年度における設備投資は、AI/DXに関するプロダクト・ソリューション事業を支えるための情報機器の取得とソフトウエアや教材コンテンツの制作に重点を置き、効率化を図るものであった。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2024-05-31 (70,345千円)
    目的: 効率化
    詳細: 人員増加に伴う情報機器の取得による工具、器具及び備品の購入とソフトウエアや教材コンテンツ等の制作

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図