[5592] くすりの窓口 の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社は、様々な業種の店舗のインターネット予約サービスを展開する株式会社EPARKの調剤薬局部門として2015年8月に事業を開始し、調剤薬局の予約サービスや医療機関、介護施設向けのシステム・サービスを展開しています。

事業セグメント

  • メディア事業: 医療と患者をつなぐプラットフォームとして、患者の利便性、薬局の効率性・生産性の向上を目的としたサービスを展開。主な収益はストック売上として薬局からの処方箋のインターネット予約に係る手数料収入。
  • みんなのお薬箱事業: 医薬品卸と薬局をつなぐプラットフォームとして、薬局に対して様々なソリューションを提供。主な収益はショット売上としてサービス開始に向けたコンサルティングに係る収入、ストック売上として医薬品売買における手数料収入。
  • 基幹システム事業: 医科、薬局、介護のデータ連携プラットフォームとして、医療機関、薬局、介護施設に必要な事務処理システムや情報システムを販売。主な収益はショット売上として機器類納入代金や初期設定代行に係る収入、ストック売上として保守料収入。
  • その他事業: 顧客及び個人ユーザーのニーズを汲み取り、新規事業開発を進める。健康保険組合から委託を受け、調剤薬局やドラッグストアで健康保健指導を行う『未病予防事業』を展開。

事業の特徴・強み

  • 医療機関や介護施設向けのシステム・サービスを展開し、『医・薬・介護、個人ユーザー(患者)をつなぐプラットフォーム』としての機能を拡充。
  • 全国に拠点を設け、営業活動を行い、東京本社にはコールセンターを設置し、顧客からの問い合わせや要望に応えられる体制を整備。

今後の展開・方針

『未病予防事業』を第4の柱事業とすべく展開し、増加する医療費の削減に資する事業として発展を目指す。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

当社グループは、単一セグメントでの設備投資を行っており、主に提供サービスの拡充と機能強化を目的としたソフトウエアの開発に注力しています。2024年度には1,604,892千円、2025年度には1,895,454千円の投資を行い、重要な設備の除却や売却は行っていません。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2024-03-31 (1,604,892千円)
    目的: 機能強化
    詳細: 提供サービスの拡充、機能強化を目的としたソフトウエアの開発
  • 2025-03-31 (1,895,454千円)
    目的: 機能強化
    詳細: 提供サービスの拡充、機能強化を目的としたソフトウエアの開発

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ