[5702] 大紀アルミニウム工業所 の財務・株価分析レポート

大紀アルミニウム工業所の2025年03月期の営業利益は4,834百万円、営業利益率は1.6%と前年比215百万円増、営業利益率は0.1%pt減です。

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、アルミニウム二次合金地金の製造・販売を主な事業とし、溶解技術を活用した溶解炉の新築補修等も展開しています。

事業セグメント

  • アルミニウム二次合金地金製造・販売: 当社及び子会社がアルミニウム二次合金地金を製造・販売しており、国内外の子会社がこの製品を取り扱っています。
  • アルミニウム屑の仕入れ・販売: 当社は、アルミニウム屑を仕入れ、商品として販売しています。国内外の子会社が原料として使用するために仕入れています。
  • 溶解炉の製造・販売: 溶解技術を活かし、溶解炉の新築補修を行っています。国内外の子会社が製造販売を担当しています。
  • ダイカスト製品の製造・販売: 子会社がダイカスト製品を製造販売しています。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • アルミニウム二次合金地金の製造・販売における豊富な経験と溶解技術を有しています。

今後の展開・方針

今後も溶解技術を活かした事業展開を進め、国内外での市場拡大を図ります。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去から現在に至るまで、当社グループは生産合理化を目的とした設備投資を継続的に行ってきました。特にアルミニウム二次合金関連の生産設備に重点を置き、タイランドやインドネシア、インディアなどの海外拠点を含むグローバルな生産能力の強化を図っています。また、ダイカスト製品事業においても聖心製作所の設備投資を行い、製品の信頼性向上と環境保全に努めています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (27億4千9百万円)
    目的: 生産合理化
    詳細: アルミニウム二次合金関連のダイキアルミニウム インダストリー タイランドの生産設備
  • 2016-03-31 (21億4百万円)
    目的: 生産合理化
    詳細: アルミニウム二次合金関連の亀山工場の生産設備
  • 2017-03-31 (27億5千7百万円)
    目的: 生産合理化
    詳細: アルミニウム二次合金関連のダイキアルミニウム インダストリー インドネシアのゾルバ新工場生産設備
  • 2018-03-31 (39億4千万円)
    目的: 生産合理化
    詳細: アルミニウム二次合金関連のダイキアルミニウム インダストリー インドネシアの第2溶解工場生産設備
  • 2019-03-31 (3,491百万円)
    目的: 生産合理化
    詳細: ダイカスト製品事業の株式会社聖心製作所の鋳造機及び加工機
  • 2020-03-31 (6,746百万円)
    目的: 生産合理化
    詳細: アルミニウム二次合金事業のダイキアルミニウム インダストリー インディアの新工場生産設備
  • 2021-03-31 (3,946百万円)
    目的: 生産合理化
    詳細: アルミニウム二次合金事業の株式会社ダイキマテリアルの新工場新築工事
  • 2022-03-31 (3,813百万円)
    目的: 生産合理化
    詳細: アルミニウム二次合金関連の亀山工場の生産設備及び滋賀工場の聖心製作所向け賃貸用建屋
  • 2023-03-31 (4,561百万円)
    目的: 生産合理化
    詳細: アルミニウム二次合金関連の亀山、結城工場の生産設備及びダイカスト関連の株式会社聖心製作所の設備
  • 2024-03-31 (4,544百万円)
    目的: 生産合理化
    詳細: アルミニウム二次合金関連の亀山工場、ダイキアルミニウム インダストリー インディア、ダイカスト関連の株式会社聖心製作所の生産設備
  • 2025-03-31 (4,451百万円)
    目的: 生産合理化
    詳細: アルミニウム二次合金関連の亀山工場および白河工場、ダイカスト関連の株式会社聖心製作所の生産設備

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ