[5851] リョービ の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社の企業集団は、当社、子会社21社で構成され、ダイカスト製品、建築用品、印刷機器の製造・販売を主な事業内容としています。

事業セグメント

  • ダイカスト事業: ダイカスト製品、アルミニウム鋳物の製造・販売を行っています。主要な会社にはリョービミラサカ㈱、リョービミツギ㈱、㈱東京軽合金製作所などがあります。
  • 住建機器事業: ドアクローザ、ヒンジ、建築金物等の製造・販売を行っています。主要な会社には利優比建筑科技(大連)有限公司があります。
  • 印刷機器事業: オフセット印刷機、印刷周辺機器等の製造・販売を行っています。主要な会社にはリョービMHIグラフィックテクノロジー㈱があります。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 当社グループは多様な製品ラインナップを持ち、国内外に多数の子会社を有していることが特徴です。

今後の展開・方針

中国での建築用品及びパワーツール製品の製造を強化し、関連会社を子会社化することで事業拡大を図っています。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

当社グループは、資金の全体的、効果的な配分や利益計画、キャッシュ・フローを考慮し、国内外での新規製品対応及び既存設備の維持更新を中心に設備投資を行ってきました。特にダイカスト事業においては、生産能力増強を目的とした設備投資が多く、国内外の生産拠点での設備強化が進められています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (14,529百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 国内での新規製品対応及び既存設備の維持更新、アジアでの生産能力増強のための設備投資。主要な設備はダイカスト金型及びダイカスト製品鋳造設備。
  • 2016-03-31 (14,756百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 国内での新規製品対応及び既存設備の維持更新、海外での生産能力増強及び既存設備の維持更新。主要な設備はダイカスト金型及びダイカスト製品加工設備。
  • 2017-03-31 (15,709百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 国内での新規製品対応及び既存設備の維持更新、海外での生産能力増強及び既存設備の維持更新。主要な設備はダイカスト金型及びダイカスト製品加工設備。
  • 2018-03-31 (17,521百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 国内での新規製品対応及び既存設備の維持更新、海外での生産能力増強及び既存設備の維持更新。主要な設備はダイカスト金型、ダイカスト製品鋳造設備及び加工設備。
  • 2018-12-31 (18,669百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 国内での新規製品対応及び既存設備の維持更新、海外での生産能力増強及び既存設備の維持更新。主要な設備はダイカスト金型、ダイカスト製品鋳造設備及び加工設備。
  • 2019-12-31 (23,645百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 国内での新規製品対応及び既存設備の維持更新、海外での新規製品対応及び既存設備の維持更新。主要な設備はダイカスト金型、ダイカスト製品鋳造設備及び加工設備。
  • 2020-12-31 (16,248百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 国内での新規製品対応及び既存設備の維持更新、海外での新規製品対応及び既存設備の維持更新。主要な設備はダイカスト金型、ダイカスト製品鋳造設備及び加工設備。
  • 2021-12-31 (12,565百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 国内での新規製品対応及び既存設備の維持更新、海外での新規製品対応及び既存設備の維持更新。主要な設備はダイカスト金型、ダイカスト製品鋳造設備及び加工設備。
  • 2022-12-31 (18,053百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 国内での新規製品対応及び既存設備の維持更新、海外での新規製品対応及び既存設備の維持更新。主要な設備はダイカスト金型、ダイカスト製品加工設備。
  • 2023-12-31 (12,262百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 国内での新規製品対応及び既存設備の維持更新、海外での新規製品対応及び既存設備の維持更新。主要な設備はダイカスト金型、ダイカスト製品加工設備。
  • 2024-12-31 (16,319百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 国内での新規製品対応及び既存設備の維持更新、海外での新規製品対応及び既存設備の維持更新。主要な設備はダイカスト金型、ダイカスト製品加工設備。

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ