[5965] フジマック の財務・株価分析レポート

フジマックの2024年12月期の営業利益は3,178百万円、営業利益率は7.0%と前年比1,115百万円増、営業利益率は1.6%pt増です。

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、業務用厨房機器の製造・販売及び保守修理を行っている。

事業セグメント

  • 業務用厨房機器の製造・販売及び保守修理: 当社及び子会社は、業務用厨房機器の製造・販売及び保守修理を行っている。具体的には、シンガポールのFUJIMAK FOOD SERVICE EQUIPMENT(S)PTE.,LTD.や中国の福喜瑪克貿易(上海)有限公司などが販売及び保守修理を担当し、株式会社フジマックネオや福喜瑪克厨房設備(上海)有限公司が製造を担当している。

事業の特徴・強み

  • 当社グループは、業務用厨房機器の製造から販売、保守修理まで一貫して行う体制を持っている。

今後の展開・方針

今後の展開については具体的な記述がないため、不明。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去数年間にわたり、当社は生産能力の増強と効率化を目的とした設備投資を行ってきました。特に、福岡工場の増改築や国内工場の統合、販売管理システムの改修などを通じて生産性の向上を図りました。最近では、板金加工機や冷機器製造ライン機の更新を中心に、設備の更新を進めており、これにより生産効率の向上と老朽化した設備の刷新を目指しています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (18億7千4百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 株式会社ネオシスの福岡工場の増改築工事、機械設備や工具器具・車両等の更新
  • 2016-03-31 (13億7千4百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 株式会社トライアンスによる福岡県古賀市の土地購入と倉庫及び工場の建築着手、株式会社ネオシスの国内工場統合に伴う本社工場と福岡工場の建物等の改修、機械設備や工具器具・車両の更新
  • 2017-03-31 (13億1千6百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 株式会社トライアンスによる倉庫の建築、日本厨房株式会社による工場の建築、株式会社ネオシスの工場の改修、機械設備や工具器具・車両の更新
  • 2018-03-31 (6億5千1百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 販売管理システムおよび生産管理システムの改修に伴うソフトウエアの更新、株式会社ネオシスの板金加工機の更新、その他機械設備や工具器具・車両の更新
  • 2019-03-31 (972百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 事務所ビルの改築費用、株式会社ネオシスの板金加工機の更新、その他機械設備や工具器具・車両の更新
  • 2020-03-31 (931百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 事務所ビルの改築費用、株式会社フジマックネオの板金加工機の更新、その他機械設備や工具器具・車両の更新
  • 2020-12-31 (1,179百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 事務所ビルの改築費用、株式会社フジマックネオの板金加工機の更新、その他機械設備や工具器具・車両の更新
  • 2021-12-31 (430百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 株式会社フジマックネオの板金加工機の更新、その他機械設備や工具器具・車両の更新
  • 2022-12-31 (750百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 株式会社フジマックネオの冷機器製造ライン機の更新、その他機械設備や工具器具・車両の更新
  • 2023-12-31 (1,698百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 株式会社フジマックネオの冷機器製造ライン機の更新、その他機械設備や工具器具・車両、老朽化した事務所の更新
  • 2024-12-31 (1,856百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 株式会社フジマックネオの冷機器製造ライン機の更新、その他機械設備や工具器具・車両、老朽化した事務所の更新

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ