過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、機械、電気・電子、組込制御、ソフト開発・保守、生化学、施工管理領域等における技術者派遣・請負業務を主体とし、R&Dアウトソーシング事業、施工管理アウトソーシング事業、国内その他事業、海外事業のセグメントで事業を展開しています。
事業セグメント
- R&Dアウトソーシング事業: 自動車・自動車部品、産業機械・装置、情報通信機器、電気・電子機器、IT、半導体、エネルギー、医薬品、化学等の業界における大手企業を主な顧客として、技術者派遣・請負業務を提供しています。
- 施工管理アウトソーシング事業: 建設業界、主に大手ゼネコン・サブコンを顧客として、建築・土木・設備電気・プラント領域における施工管理業務の技術者派遣を展開し、建築図面作成の請負業務も提供しています。
- 国内その他事業: 人材紹介及び技術者向け教育研修業務を行い、外資系テクノロジー企業や国内企業に対して技術者の人材紹介を提供しています。
- 海外事業: 中国、シンガポール、インド、英国を拠点に技術アウトソーシング及び人材紹介業務を行い、アジアや欧米諸国に進出している日系企業に対する技術系サービスの提供及びオフショア業務を推進しています。
事業の特徴・強み
- 技術者のスキル向上のための教育研修体制、事業関連法令に対するコンプライアンス体制、情報システムを含めた事務管理体制を整備し、事業運営を安定的に支える基盤を確立しています。
- 技術者の多くは当社グループの正社員であり、顧客へ配属することで、タイムリーな技術者の確保や人件費の変動費化に対する顧客ニーズに安定的に応えています。
今後の展開・方針
中長期的な外部環境の変化と当社グループのケイパビリティを踏まえ、技術、人、顧客、社会の観点から、持続可能な社会の実現に向けた価値創造を目指し、中期経営計画を策定・遂行しています。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
当社グループは、2019年から2024年にかけて、主に新規拠点の開設や既存拠点の改修を通じて新規事業の展開と効率化を図ってきました。特にR&Dアウトソーシング事業や海外事業に対する投資が顕著であり、毎年の設備投資額は500百万円から800百万円の範囲で推移しています。これにより、業務効率の向上と市場拡大を目指しています。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2019-06-30 (3億80百万円)
目的: 新規事業
詳細: 新規拠点の開設及び既存拠点の改修等の建物附属設備、工具器具備品等 - 2019-06-30 (85百万円)
目的: 効率化
詳細: 社内業務システムの構築及び改修等のソフトウエア - 2020-06-30 (827百万円)
目的: 新規事業
詳細: 新規拠点の開設及び既存拠点の改修等、R&Dアウトソーシング事業、施工管理アウトソーシング事業 - 2021-06-30 (539百万円)
目的: 合理化
詳細: 本社及び既存拠点の改修、R&Dアウトソーシング事業 - 2022-06-30 (681百万円)
目的: 合理化
詳細: 本社及び既存拠点の改修、R&Dアウトソーシング事業、海外事業 - 2023-06-30 (577百万円)
目的: 合理化
詳細: 本社及び既存拠点の改修、R&Dアウトソーシング事業、海外事業 - 2024-06-30 (441百万円)
目的: 合理化
詳細: 本社及び既存拠点の改修、R&Dアウトソーシング事業、海外事業
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。