過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、当社及び連結子会社9社で構成され、スキー場運営を主たる事業としています。経営理念として「自然、お客様、そして地域社会の全てがハッピーに」を掲げ、スキー場の運営に関するあらゆる問題を解決し、非日常的な時間と空間を演出することをミッションとしています。
事業セグメント
- スキー場再生事業: 大都市圏から近距離にあるスキー場や、大規模なゲレンデを有し過去にオリンピック会場となったスキー場などを取得し、地方公共団体を含む地元関係者や従業員と一体となって、スキー場の活性化に取り組んでいます。
- シーズン事業: ウィンターシーズンでは、リフト券の販売、料飲の提供、スキー及びスノーボード等の用品のレンタル、土産物等の物販を行い、グリーンシーズンでは、リフト券の販売、料飲の提供、マウンテンバイク・登山用具のレンタル、土産物の物販、キャンプ場やアクティビティ施設の運営を行っています。
事業の特徴・強み
- 地域の文化や伝統を重んじ、関係者と十分な協議を行い、スキー場や地域の有する強みを引き出すことにより、優位性を実現する手法を重視しています。
- グループ内で情報共有を推進し、スキー場の運営の合理化を進め、特に安全面での取り組みを強化しています。
- HAKUBA VALLEYエリアではエリア共通リフト券を展開し、ICリフト券を用いた自動ゲートシステムの導入や、リフト券の事前ウェブ販売による受け渡しの効率化等を行っています。
今後の展開・方針
スキー場を投資や投機対象の不動産としてではなく、地域活性化の中心的な役割を担う存在として、中長期的な視点で再生に取り組みます。スキー場の持続的な成長を実現するため、ソフト面及びハード面の改善を徹底し、安全な運営、良質なサービスの提供及び適正な収益の獲得を心掛けます。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
過去数年間にわたり、スキー場事業を中心に設備更新を目的とした投資が継続的に行われており、特に索道施設や降雪設備の改修・新設が重点的に実施されている。近年ではグリーンシーズン事業に関連する施設への投資も増加している。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2015-07-31 (526,789千円)
目的: 設備更新
詳細: スキー場事業におけるリフトの原動装置及び制御装置の更新工事、立体駐車場の大規模改修工事、人工降雪機や圧雪車の購入、宿泊施設の購入 - 2016-07-31 (783,110千円)
目的: 設備更新
詳細: スキー場事業におけるリフトの原動装置及び制御装置の更新工事、人工降雪機や圧雪車の購入、宿泊施設購入 - 2017-07-31 (710,464千円)
目的: 設備更新
詳細: スキー場事業におけるリフトの原動装置及び制御装置の更新工事、人工降雪機の購入 - 2018-07-31 (682,641千円)
目的: 設備更新
詳細: スキー場事業における索道施設の改修工事、降雪設備の新設や更新 - 2019-07-31 (1,025,626千円)
目的: 設備更新
詳細: スキー場事業における索道施設の改修工事、降雪設備の新設・更新、グリーンシーズン事業に関連する施設 - 2020-07-31 (1,067,492千円)
目的: 設備更新
詳細: スキー場事業における索道施設の改修工事、降雪設備の新設・更新、グリーンシーズン事業に関連する施設 - 2021-07-31 (1,120,430千円)
目的: 設備更新
詳細: スキー場事業における索道施設の改修工事、降雪設備の新設・更新、グリーンシーズン事業に関連する施設 - 2022-07-31 (611,820千円)
目的: 設備更新
詳細: スキー場事業における索道施設の改修工事、降雪設備の新設・更新、グリーンシーズン事業に関連する施設 - 2023-07-31 (1,354,246千円)
目的: 設備更新
詳細: スキー場事業における索道施設の改修工事、降雪設備の新設・更新、グリーンシーズン事業に関連する施設 - 2024-07-31 (2,724,528千円)
目的: 設備更新
詳細: スキー場事業における索道施設の改修工事、降雪設備の新設・更新、グリーンシーズン事業に関連する施設
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。