過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、ジャパンマテリアル株式会社を中心に、エレクトロニクス関連事業、グラフィックスソリューション事業、太陽光発電事業の3つの分野で事業を展開しています。
事業セグメント
- エレクトロニクス関連事業: 半導体、液晶関連工場向けに特殊ガス、超純水、薬液等のインフラ事業及び半導体製造装置向け保守・メンテナンス、装置メンテナンス用部品の製造・販売を行っています。特殊ガス供給装置の製造、供給配管設計施工、特殊ガス販売管理業務、技術サービスなどを提供しています。
- グラフィックスソリューション事業: デジタルサイネージプレーヤー、マルチディスプレイコントローラー、ストリーミング配信用エンコーダー・デコーダー等のIT・映像関連機器の販売、放送業界向けのリアルタイム3Dキャラクタージェネレーターの販売、CADCAM用三次元ツールソフトウェアの開発、映像コンテンツの制作を行っています。
- 太陽光発電事業: エネルギーの安定供給と地球温暖化対策などの環境保護に貢献するため、太陽光発電事業を行っています。
セグメント別の業績は?
事業の特徴・強み
- エレクトロニクス関連事業では、特殊ガス供給装置の開発製造、供給配管設計施工、特殊ガス販売管理業務、技術サービスを一貫して提供しており、特殊ガスの安全かつ安定的な供給を実現しています。
- グラフィックスソリューション事業では、デジタルサイネージプレーヤー「BrightSign」を筆頭に、世界中の優秀なメーカーと提携し、製品の用途開発や保守を手掛けています。
今後の展開・方針
今後もエレクトロニクス関連事業、グラフィックスソリューション事業、太陽光発電事業を通じて、技術革新と環境保護に貢献し、持続可能な社会の実現を目指します。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
過去から現在に至るまでの設備投資戦略は、主に販売能力の増強と新規事業の開拓に焦点を当てており、特にエレクトロニクス関連事業での特殊ガス充填設備や事業所の増設に多くの投資を行っている。近年では、熊本エリアや北上エリアでの事業所の増築や改装に注力し、効率化や生産能力の増強を図っている。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2015-03-31 (891百万円)
目的: 販売能力増強
詳細: 茂泰利科技股份有限公司における特殊ガス充填設備、放送業界向けデモンストレーション用設備、太陽光発電事業 - 2016-03-31 (1,142百万円)
目的: 販売能力増強
詳細: 茂泰利科技股份有限公司における特殊ガス充填設備、放送業界向けデモンストレーション用設備、メガソーラー発電所 - 2017-03-31 (736百万円)
目的: 販売能力増強
詳細: 茂泰利科技股份有限公司における特殊ガス充填設備、販売商品のデモンストレーション用設備、本社増設 - 2018-03-31 (1,247百万円)
目的: 新規事業
詳細: 新事業拠点(岩手県北上市)の事務所及び事業所、本社増設 - 2019-03-31 (3,622百万円)
目的: 新規事業
詳細: 北上エリア(岩手県北上市)の事務所及び事業所、四日市エリアの社宅 - 2020-03-31 (470百万円)
目的: 効率化
詳細: 北上エリア及び広島エリアの配管加工場、リース資産 - 2021-03-31 (128百万円)
目的: 効率化
詳細: イニシャル部門で使用する工具 - 2022-03-31 (3,605百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 熊本エリア(熊本県菊池郡大津町)の配管加工場、本社クリーンルームの増設 - 2023-03-31 (2,810百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 北上エリアの事業所増築、熊本エリアの事業所改装、増設 - 2024-03-31 (4,009百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 北上エリアの事業所増築、熊本エリアの事業所改装、ガス倉庫 - 2025-03-31 (2,226百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 北上エリアのガス倉庫及び事務所増設、千歳エリアの事務所及び土地、本社の改装
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。