過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは持株会社及び連結子会社を通じて、介護事業、カラオケ事業、飲食事業、不動産事業、その他の事業を展開しています。
事業セグメント
- 介護事業: 福岡県北九州市を中心に、介護保険法に基づく各種サービスを提供。主なサービスには有料老人ホーム、グループホーム、ショートステイ、デイサービスセンター、訪問看護ステーション、障がい児通所支援事業などが含まれます。
- カラオケ事業: 福岡県を中心にカラオケボックス『コロッケ倶楽部』を運営。1店舗当たり約30室の規模で、年中無休、24時間営業の店舗もあり、飲食比率の向上を図っています。
- 飲食事業: 九州各県で居酒屋店舗を運営。『かんてきや』『再生酒場』『フジヤマ桜』などのブランドで幅広い顧客層をターゲットにしています。
- 不動産事業: 賃貸マンションの賃貸・管理業務、不動産物件の売買・仲介業務を行い、介護施設を収益不動産として取得する取り組みも行っています。
- その他: 特定技能外国人材の支援業務、有料職業紹介事業、インドネシアでの職業訓練校(日本語教育)を展開しています。
セグメント別の業績は?
事業の特徴・強み
- 介護事業では、入居時に一時金を受領しない料金形態を採用し、より多くの高齢者に介護サービスを提供する機会を設けています。
- カラオケ事業では、24時間営業や飲食比率の向上を図り、幅広い顧客層の取り込みを目指しています。
今後の展開・方針
介護事業においては、地方自治体の公募案件を中心に新規開設を図り、施設稼働率の向上を推進しています。また、介護施設の新規開設では賃借方式を優先し、特別目的会社(SPC)への売却を通じて賃借方式に切り替える対応を実施しています。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
当社グループは、介護事業、カラオケ事業、飲食事業、不動産事業を中心に新規開設や既存施設のリニューアルを通じて積極的な設備投資を行ってきました。特に介護事業においては、毎年複数の新規事業所を開設し、事業の拡大を図っています。また、不動産事業においてもマンションの取得や建築用地の購入を行い、収益不動産の取得を進めています。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2015-03-31 (4,479,272千円)
目的: 新規事業
詳細: 介護事業の新規開設(3ヶ所7事業所)、カラオケ事業の新規出店(10店舗)、飲食事業の新規出店(国内2店舗、海外1店舗) - 2016-03-31 (4,441,412千円)
目的: 新規事業
詳細: 介護事業の新規開設(10ヶ所13事業所)、カラオケ事業の新規出店(1店舗)、飲食事業の新規出店(国内1店舗、海外2店舗)、カラオケ事業の既存店リニューアル(29店舗)、飲食事業のリニューアル(4店舗) - 2017-03-31 (2,654,940千円)
目的: 新規事業
詳細: 介護事業の新規開設(10ヶ所16事業所)、カラオケ事業の新規出店(1店舗)、飲食事業の新規出店(2店舗)、カラオケ事業の既存店リニューアル(10店舗)、飲食事業の業態変更(2店舗) - 2018-03-31 (2,991,495千円)
目的: 新規事業
詳細: 介護事業の新規開設(14ヶ所19事業所)、飲食事業の新規出店(1店舗)、カラオケ事業の既存店リニューアル(3店舗)、飲食事業の業態変更(2店舗) - 2019-03-31 (1,839,349千円)
目的: 新規事業
詳細: 介護事業の新規開設(7ヶ所10事業所)、カラオケ事業の新規出店(2店舗)、飲食事業の業態変更(1店舗) - 2020-03-31 (1,719,874千円)
目的: 新規事業
詳細: 介護事業の新規開設(2ヶ所3事業所)、カラオケ事業の新規出店(3店舗) - 2021-03-31 (1,698,556千円)
目的: 新規事業
詳細: 介護事業の新規開設(障がい児通所支援事業2事業所、介護付有料老人ホーム4カ所)、カラオケ事業の新規出店(3店舗) - 2022-03-31 (1,376,076千円)
目的: 新規事業
詳細: 介護事業の新規開設(障がい児通所支援事業2事業所、介護付有料老人ホーム4カ所)、不動産事業の中古マンション1棟、マンション建築用地購入 - 2023-03-31 (2,586,850千円)
目的: 新規事業
詳細: 介護事業の新規開設(障がい児通所支援事業4事業所、介護付有料老人ホーム3カ所)、不動産事業の賃貸用新築マンション1棟、収益不動産2ヶ所取得 - 2024-03-31 (1,018,465千円)
目的: 新規事業
詳細: 介護事業の新規開設(介護付ホーム1カ所、デイサービスセンター1カ所) - 2025-03-31 (1,306,854千円)
目的: 新規事業
詳細: 介護事業の新規開設(介護付ホーム1カ所)、介護施設及び認知症対応型共同生活介護の事業譲受、不動産事業の賃貸マンション3棟取得
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。