[6080] M&Aキャピタルパートナーズ の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、当社及び連結子会社5社で構成され、主にM&A関連サービスを提供しています。国内のM&A案件を中心に、上場企業のTOBやカーブアウト案件からクロスボーダーM&Aまで幅広く支援しています。

事業セグメント

  • M&A関連サービス事業: M&A仲介、アドバイザリー、データベース提供及びメディア運営などを含む単一の事業セグメント。

事業の特徴・強み

  • 日本における中堅・中小企業の後継者不在という社会課題に対し、事業承継やシナジーの創出を支援することで社会的責任を果たしている。
  • 未上場企業の大型案件における豊富な成約実績と高度な助言体制を有する。
  • 創業30年以上のノウハウを活かし、中小企業から業界大手の経営統合まで幅広く対応するアドバイザリー業務を展開。
  • 1985年以降のM&A事例をデータベース化し、幅広いユーザーにデータを提供。

今後の展開・方針

引き続き、納得性の高い報酬体系や蓄積されたノウハウを活かし、業容拡大を進める。また、積極的な若手コンサルタントの採用を行い、組織の若返りを図りつつ、案件受注増加に取り組む。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去から現在に至るまで、当社は主にITインフラの強化と効率化を目的とした設備投資を継続的に行ってきました。近年では新オフィスへの移転や新規事業への投資も行い、IT関連の設備更新やサービス向上を図っています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2017-09-30 (36,116千円)
    目的: 効率化
    詳細: ITインフラの整備及びレイアウト変更工事に伴う有形固定資産等の取得
  • 2018-09-30 (65,965千円)
    目的: 効率化, 設備更新
    詳細: WEBでのサービス向上及び老朽化した設備のリプレイスを目的としたIT関連の設備投資
  • 2019-09-30 (58,242千円)
    目的: 効率化
    詳細: WEBでのサービス向上及びITインフラ強化を目的としたIT関連の設備投資
  • 2020-09-30 (90,298千円)
    目的: 効率化
    詳細: WEBでのサービス向上及びITインフラ強化、人員の増加に伴うオフィス増床
  • 2021-09-30 (42,642千円)
    目的: 効率化
    詳細: ITインフラ強化のため、ノートパソコンやWEBシステムの更改等
  • 2022-09-30 (84,669千円)
    目的: 効率化
    詳細: ITインフラ強化のため、ノートパソコンやWEBシステムの更改等
  • 2023-09-30 (1,345,119千円)
    目的: 効率化, 新規事業
    詳細: 新オフィスへの移転・入居に際してのオフィス建築工事及びITインフラ強化のための通信設備、機器に関する投資
  • 2024-09-30 (91,979千円)
    目的: 効率化, 新規事業
    詳細: 社内サーバーや業務用パソコンの更改、㈱レコフデータのM&Aデータベースサービスの機能向上、リニューアルに伴うソフトウェア開発

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ