過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、最先端のメタボローム解析技術とバイオ技術を活用し、人々の健康で豊かな暮らしに貢献することを企業理念とし、ヘルスケア研究開発に携わる人々のベストパートナーとして、画期的なヘルスケア製品・サービスの創造に貢献するヘルスケア・ソリューション・プロバイダーを目指す慶應義塾大学発のベンチャー企業です。
事業セグメント
- 先端研究開発支援事業: 食品・化学・製薬等の民間企業、大学や公的研究機関からメタボローム解析を受託し、試料から代謝物質を抽出し、CE-MS等によるメタボローム解析を行い、試験結果を報告書として納品する。顧客の研究開発進展に貢献する。
- ヘルスケア・ソリューション事業: 機能性素材開発における革新的なワンストップソリューションサービスを提供し、皮膚ガス測定等のサービスをはじめ、ヘルスケア関連企業にソリューションを提供する。
セグメント別の業績は?
事業の特徴・強み
- CE-MS法を用いたメタボローム解析技術により、代謝物質を網羅的に解析し、顧客の研究開発を支援する能力。
- 慶應義塾大学発のベンチャー企業として、産官学連携のもとで事業を展開する強み。
今後の展開・方針
新たな分子種・他のオミクスの解析受託サービスを拡充し、海外市場での展開を強化する予定。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
過去から現在に至るまで、解析能力の増強や研究開発の加速、基幹業務の効率化を目的とした設備投資を継続的に実施してきました。特にメタボローム解析事業やバイオマーカー事業においては、質量分析装置やキャピラリー電気泳動システムの更新・増設を通じて、解析の安定稼動と効率化を図っています。また、情報セキュリティ強化や事務所設備の更新など、全社的な投資も行い、業務の効率化と安全性の向上を目指しています。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2015-03-31 (119,355千円)
目的: 解析能力増強
詳細: メタボローム解析事業ではキャピラリー電気泳動システム等に22,897千円、バイオマーカー事業では超高分解能・高感度質量分析計等に85,040千円、メタボロミクスキット事業では解析用周辺機器等に927千円、全社共通では東京事務所移転に伴う事務所設備やハードウエア等に10,491千円の投資を行いました。 - 2016-03-31 (20,648千円)
目的: 解析能力増強
詳細: メタボローム解析事業ではキャピラリー電気泳動システムの更新等に14,103千円、バイオマーカー事業では子会社の事務所設備等に2,312千円、全社共通では事務機器の更新等に4,232千円の投資を行いました。 - 2017-03-31 (40,997千円)
目的: 解析能力増強
詳細: メタボローム解析事業ではキャピラリー電気泳動システムの更新等に20,905千円、バイオマーカー事業では検査用測定装置等に8,344千円、全社共通では研究開発用測定装置や基幹システム更新等に11,747千円の投資を行いました。 - 2018-03-31 (135,594千円)
目的: 解析能力増強
詳細: メタボローム解析事業ではキャピラリー電気泳動システムの更新等に115,277千円、バイオマーカー事業では検査用測定装置等に882千円、全社共通では研究開発用測定装置や基幹システム更新等に19,435千円の投資を行いました。 - 2019-06-30 (155,368千円)
目的: 解析能力増強
詳細: メタボロミクス事業では質量分析装置の更新等に142,833千円、バイオマーカー事業では検査用測定装置に2,896千円、全社共通では情報セキュリティ強化等に9,639千円の投資を行いました。 - 2020-06-30 (35,343千円)
目的: 解析能力増強
詳細: メタボロミクス事業では質量分析装置の更新等に21,381千円、バイオマーカー事業では検査用測定装置に9,149千円、全社共通では情報セキュリティ強化等に4,812千円の投資を行いました。 - 2021-06-30 (74,293千円)
目的: 解析能力増強
詳細: メタボロミクス事業では質量分析装置の更新等に71,405千円、バイオマーカー事業では解析用ソフトウエアに485千円、全社共通では情報セキュリティ強化等に2,402千円の投資を行いました。 - 2022-06-30 (182,287千円)
目的: 解析能力増強
詳細: 先端研究開発支援事業では質量分析装置の増設等に173,615千円、ヘルスケア・ソリューション事業では解析用設備に256千円、全社共通では情報セキュリティ強化等に8,415千円の投資を行いました。 - 2023-06-30 (102,566千円)
目的: 解析能力増強
詳細: 先端研究開発支援事業では質量分析装置の増設等に98,699千円、ヘルスケア・ソリューション事業では解析用設備に665千円、全社共通では情報セキュリティ強化等に3,202千円の投資を行いました。 - 2024-06-30 (146,222千円)
目的: 解析能力増強
詳細: 先端研究開発支援事業では質量分析装置の増設等に139,370千円、全社共通では情報セキュリティ強化等に6,852千円の投資を行いました。
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。