過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、超硬合金を用いた耐摩耗工具及びその素材である超硬合金チップの製造販売を主たる事業とし、国内外に営業、生産、研究開発の体制を整備しています。
事業セグメント
- 耐摩耗工具関連事業: 超硬合金を用いた耐摩耗工具の製造販売を行い、工具・金型の高精度化、長寿命化のニーズに応えています。
事業の特徴・強み
- 超硬合金は鋼よりも硬く、変形しにくい特性を持ち、精密加工が施された耐摩耗性に優れた工具・金型として使用されます。
- 顧客のニーズに応じたカスタムメイドの耐摩耗工具を提供し、多品種少量生産に対応しています。
- 営業、技術サービス、製造が連携し、顧客ニーズに応じた高度な提案が可能な体制を整えています。
- 一貫生産体制を整備し、顧客の使用条件に最も適合した素材を選択でき、効率的な生産が可能です。
今後の展開・方針
インド市場での事業再開を予定しており、市場調査と拡販を行います。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
過去数年間にわたり、主に生産設備の増強と老朽代替を目的とした設備投資を継続的に実施。特に2015年にはインドネシアでの新工場建設、2017年には熊本製造所の製造棟建替工事、2023年と2024年には熊本製造所の冶金棟建設に注力。これらの投資は耐摩耗工具関連事業の強化を目的としている。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2015-03-31 (1,466百万円)
目的: 生産能力増強、新規事業
詳細: 生産設備の増強、老朽代替、インドネシアの新工場建設 - 2016-03-31 (951百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 生産設備の増強、老朽代替 - 2017-03-31 (2,488百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 熊本製造所製造棟の建替工事、生産設備の増強、老朽代替 - 2018-03-31 (1,237百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 生産設備の増強、老朽代替 - 2019-03-31 (1,436百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 生産設備の増強、老朽代替 - 2020-03-31 (695百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 生産設備の増強、老朽代替 - 2021-03-31 (321百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 生産設備の増強、老朽代替 - 2022-03-31 (410百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 生産設備の増強、老朽代替 - 2023-03-31 (1,630百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 熊本製造所の冶金棟建設及びその附属設備設置 - 2024-03-31 (1,542百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 熊本製造所の冶金棟建設による建物及びその附属設備や生産設備等への投資 - 2025-03-31 (531百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 生産設備の増強、老朽代替
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。