[6176] ブランジスタ の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、㈱ブランジスタ及び連結子会社5社で構成され、プロモーション支援、メディア、ソリューション事業を中心に展開しています。

事業セグメント

  • プロモーション支援事業: 初期費用不要かつ月額定額制で著名タレントの写真・動画が使えるプロモーションツールと、経営者の学びと交流の場を提供するプロジェクト「アクセルジャパン」を提供。主な収益源は契約企業からの利用料金。
  • メディア事業: 無料で読める電子雑誌を制作・発行し、クライアント企業へ広告掲載や制作受託を提供。主な収益源は宿泊施設、飲食店や自治体からの広告掲載料。
  • ソリューション事業: クライアント企業の戦略・ニーズに合わせたウェブサイト制作・運営、新規顧客の開拓からリピーター化までを提供。主な収益源は契約企業からの月額の業務受託費用や利用料金。
  • その他: 台湾に現地法人を設立し、日系企業や現地企業にソリューションサービスを提供。ウェブメディアの運営や制作代行業務を行い、「旅色」との相乗効果を図る。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 著名タレントの写真・動画を使用したプロモーションツールの提供。
  • 電子雑誌の制作・発行による新しいメディアの提供。
  • ECサイト一元管理ASP「まとまるEC店長」を始めとするワンストップサービスの提供。

今後の展開・方針

EC市場の発展をにらんで、EC企業向けサービスに力を入れ、台湾市場への進出を強化。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去から現在に至るまで、主に電子雑誌やメディア事業の制作システムの拡充を目的とした設備投資を継続的に実施しており、年々投資規模を拡大している。これにより、企業プロモーション支援を目的とした電子メディア事業の生産能力を強化している。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2016-09-30 (38,675千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ㈱ブランジスタゲームにおけるアプリ開発及び電子雑誌の制作システムの拡充
  • 2017-09-30 (10,562千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 電子雑誌の制作システムの拡充
  • 2018-09-30 (28,957千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 電子雑誌の制作システムの拡充
  • 2019-09-30 (18,066千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 電子雑誌の制作システムの拡充
  • 2020-09-30 (29,052千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 電子雑誌の制作システムの拡充
  • 2021-09-30 (34,010千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 電子雑誌の制作システムの拡充
  • 2022-09-30 (40,765千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 電子雑誌の制作システムの拡充
  • 2023-09-30 (45,123千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: メディア事業の制作システムの拡充
  • 2024-09-30 (56,256千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: メディア事業の制作システムの拡充

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ