[6177] AppBank の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社は『You are my friend!』の経営理念のもと、ユーザーや顧客との関係を重視し、日本一のIPコンテンツ・コラボレーション企業を目指して、オンライン・オフラインでのコンテンツ提供を行っています。

事業セグメント

  • メディア事業: ゲームやアプリ・ガジェット等の総合情報サイト『AppBank.net』や『マックスむらいチャンネル』等の動画チャンネルの運営を行い、BtoB事業、メディア共創企画事業、動画サービス事業の3つの分野に分かれています。
  • IP&コマース事業: 原宿竹下通りや鎌倉小町通りの自社店舗を拠点に、他社のコンテンツ・IPとのコラボレーションを展開し、コラボレーションスイーツや限定グッズの販売を行っています。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • メディア事業で培ったIP・コンテンツ事業の企画・プロデュース力と戦略的パートナーの強みを掛け合わせることで、シナジー効果を促進するビジネスモデルが特徴です。

今後の展開・方針

2024年3月から新経営体制に移行し、戦略的パートナーとの協業によって既存事業の強化と新規事業の創出を行い、成長と企業価値向上を目指しています。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去から現在に至るまでの設備投資は、主に販売能力の増強と効率化を目的として実施されてきた。初期の投資は店舗の新設・改装に重点が置かれ、その後は本社移転や基幹系情報システムの導入など効率化を図る投資が行われた。近年では、スタジオ設置や機械装置の購入など生産能力の増強も行われている。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-12-31 (27,349千円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: 店舗の新設・移転・改装等。メディア事業では映像編集機材等の取得、ストア事業では店舗の新設・改装等。
  • 2016-12-31 (28,107千円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: 店舗の新設・移転・改装等。メディア事業では映像編集機材等の取得、ストア事業では店舗の新設・改装等。
  • 2017-12-31 (58,528千円)
    目的: 効率化
    詳細: 本社移転及び基幹系情報システムに伴う投資。メディア事業では本社移転及び映像編集機材等の取得、ストア事業では基幹系情報システム投資等。
  • 2018-12-31 (2,504千円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: ストア事業における新店舗の内装関連投資。
  • 2019-12-31 (6,959千円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: ストア事業における店舗の内装関連投資。
  • 2020-12-31 (1,372千円)
    目的: 効率化
    詳細: サーバー設備や車両等の購入。
  • 2021-12-31 (33,783千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: スタジオの設置工事や機械装置等の購入。
  • 2022-12-31 (2,054千円)
    目的: 効率化
    詳細: 業務で使用するPCや店舗の空調設備等の購入。
  • 2023-12-31 (6,119千円)
    目的: 効率化
    詳細: 業務で使用するPCの購入や店舗の内装工事等。

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ