過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、情報通信技術を活用し、ビッグデータ処理、人工知能、金融工学を基にしたマーケティングテクノロジー事業を展開しています。主要サービスはアドテクノロジー、マーケティングソリューション、デジタルソリューション、その他に分かれています。
事業セグメント
- アドテクノロジー: DSP『Logicad』及びデジタルハウスエージェンシーを提供。DSPは広告主の広告配信効果を最適化するための広告買付プラットフォームで、独自開発の人工知能を用いたターゲティング、ビッグデータ処理技術、国内最大級のユーザーリーチを特徴としています。デジタルハウスエージェンシーは広告主のデジタルマーケティング活動の内製化を支援します。
- マーケティングソリューション: 連結子会社のSMT株式会社がクローズド型アフィリエイトサービス『SCAN』を提供。独自の審査により厳選した媒体に限定した広告出稿を行い、広告主の投資効果の最大化を支援します。
- デジタルソリューション: 連結子会社の株式会社ASAがWebサイトやモバイルアプリケーションの制作・開発を行い、SMN株式会社がテレビCMメタデータの販売などのプロモーション関連サービスを提供。ルビー・グループ株式会社はラグジュアリーブランド向けEコマースの構築・運営・コンサルティングを行っていましたが、2024年9月30日に株式譲渡されました。
- その他: テレビ番組表ポータル『テレビ王国』やインターネット利用支援ポータル『PreBell』の広告枠の企画及び販売を行っています。
事業の特徴・強み
- 独自開発の人工知能を用いた精度の高いターゲティング、ビッグデータ処理技術、国内最大級のリーチ可能なユーザー層を持つDSP『Logicad』を提供。
- デジタルハウスエージェンシーを通じて、広告主のデジタルマーケティング活動の内製化を支援し、効率的かつ透明性の高いマーケティングの実行を可能にします。
今後の展開・方針
今後もコアテクノロジーを活用し、広告主企業のデジタルマーケティング活動を支援するための技術力と人材を強化し、戦略策定の精度向上や顧客データの分析基盤構築を推進します。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
過去数年間にわたり、主にソフトウエアの開発を目的とした新規事業への投資を継続的に行ってきました。各年度の投資額は増減が見られますが、マーケティングテクノロジー事業に特化した設備投資が行われています。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2017-03-31 (429,669千円)
目的: 新規事業
詳細: ソフトウエアの開発326,163千円 - 2018-03-31 (572,127千円)
目的: 新規事業
詳細: ソフトウエアの開発454,208千円 - 2019-03-31 (635,097千円)
目的: 新規事業
詳細: ソフトウエアの開発570,961千円 - 2020-03-31 (762,977千円)
目的: 新規事業
詳細: ソフトウエアの開発660,660千円 - 2021-03-31 (690,376千円)
目的: 新規事業
詳細: ソフトウエアの開発654,872千円 - 2022-03-31 (735,208千円)
目的: 新規事業
詳細: ソフトウエアの開発665,907千円 - 2023-03-31 (549,010千円)
目的: 新規事業
詳細: ソフトウエアの開発500,094千円 - 2024-03-31 (506,212千円)
目的: 新規事業
詳細: ソフトウエアの開発466,237千円 - 2025-03-31 (487,138千円)
目的: 新規事業
詳細: ソフトウエアの開発452,378千円
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。