[6218] エンシュウ の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、工作機械の製造販売と輸送機器部品の受託加工を主な事業内容とし、関連するサービスを展開しています。

事業セグメント

  • 工作機械関連事業: 当社および連結子会社で工作機械の製造販売を行い、システムインテグレーションサービスを提供しています。
  • 部品加工関連事業: 二輪車・四輪車等のエンジン・駆動部品の受託加工を行っており、主な取引先はヤマハ発動機株式会社です。
  • 不動産賃貸事業: その他の事業として不動産賃貸を行っています。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 工作機械の製造販売と輸送機器部品の受託加工における専門性と、関連子会社を通じたグローバルな展開。

今後の展開・方針

現在、ENSHU GmbHは清算手続き中であり、事業の再編を進めています。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

当社グループでは、合理化、省力化、生産設備の増強を目的として、主に設備の更新と合理化を中心に設備投資を行ってきました。各年度において、工作機械関連事業部門や輸送機器関連事業部門、部品加工関連事業部門において、設備の更新と合理化を進めるための投資を継続的に実施しています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (1,057百万円)
    目的: 合理化
    詳細: 工作機械関連事業部門での設備更新と合理化に306百万円、輸送機器関連事業部門での設備更新、合理化及び内製化に750百万円の投資
  • 2016-03-31 (680百万円)
    目的: 合理化
    詳細: 工作機械関連事業部門での設備更新と合理化に338百万円、輸送機器関連事業部門での設備更新、合理化及び内製化に336百万円の投資
  • 2017-03-31 (536百万円)
    目的: 合理化
    詳細: 工作機械関連事業部門での設備更新と合理化に187百万円、輸送機器関連事業部門での設備更新、合理化及び内製化に362百万円の投資
  • 2018-03-31 (488百万円)
    目的: 合理化
    詳細: 工作機械関連事業部門での設備更新と合理化に152百万円、輸送機器関連事業部門での設備更新と合理化に336百万円の投資
  • 2019-03-31 (827百万円)
    目的: 合理化
    詳細: 工作機械関連事業部門での設備更新と合理化に265百万円、輸送機器関連事業部門での設備更新と合理化に554百万円の投資
  • 2020-03-31 (1,132百万円)
    目的: 合理化
    詳細: 工作機械関連事業部門での設備更新と合理化に421百万円、輸送機器関連事業部門での設備更新と合理化に746百万円の投資
  • 2021-03-31 (1,172百万円)
    目的: 合理化
    詳細: 工作機械関連事業部門での設備更新と合理化に366百万円、部品加工関連事業部門での設備更新と合理化に785百万円の投資
  • 2022-03-31 (1,093百万円)
    目的: 合理化
    詳細: 工作機械関連事業部門での設備更新と合理化に378百万円、部品加工関連事業部門での設備更新と合理化に715百万円の投資
  • 2023-03-31 (1,383百万円)
    目的: 合理化
    詳細: 工作機械関連事業部門での設備更新と合理化に622百万円、部品加工関連事業部門での設備更新と合理化に755百万円の投資
  • 2024-03-31 (1,702百万円)
    目的: 合理化
    詳細: 工作機械関連事業部門での設備更新と合理化に346百万円、部品加工関連事業部門での設備更新と合理化に1,349百万円の投資
  • 2025-03-31 (1,896百万円)
    目的: 合理化
    詳細: 工作機械関連事業部門での設備更新と合理化に283百万円、部品加工関連事業部門での設備更新と合理化に1,603百万円の投資

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ