過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、水関連事業及びエネルギー関連事業を行っており、製品の設計・製造・施工・販売・メンテナンスを通じて、幅広い用途に対応しています。
事業セグメント
- 水関連事業: 超高速無薬注生物処理装置『ケミレス』や省エネルギー型充填塔式気散処理装置『エアシス』の設計・製造・施工・販売・メンテナンス、取水用スクリーン及び建築・土木分野の建設向け排水用スクリーンの製造・販売を行っています。
- エネルギー関連事業: スクリーン・インターナルの製造・販売を行い、石油精製、石油化学、肥料プラントの反応塔内で使用される触媒をサポートする内部装置を提供しています。
セグメント別の業績は?
事業の特徴・強み
- ナガオカスクリーンは固体と液体又は気体を効率良く分離し、目詰まりしにくく強度があるという特長があります。
- スクリーン・インターナルは高精密性と高耐久性が要求され、過酷な使用環境下でも長期間使用できることが強みです。
- 取水用スクリーンは高い取水効率を持ち、砂層の目詰まりを防ぐ『サンド・コントロール』技術と『逆洗』技術を有しています。
- ケミレスは無薬注で超高速の水処理を実現し、環境にやさしいという特長があります。
- エアシスはVOCや遊離炭酸を99%以上除去し、エネルギー消費を60%削減する特長があります。
- ハイシスは海水淡水化プラント向けの海水取水装置で、海洋性生物の付着を防ぎ、環境負荷を低減します。
今後の展開・方針
エアシス及びエアシスPlusの用途を拡大し、上水道向けに『おいしい水』を提供することを目指しています。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
当社グループは、過去数年間にわたり、生産設備の拡充・強化を主な目的として設備投資を行ってきました。特に那賀設備(大連)有限公司や貝塚工場における生産設備の増強や合理化、ITインフラの整備などに重点を置いています。これにより、生産能力の向上と効率化を図り、事業の拡大と安定的な成長を目指しています。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2015-06-30 (132,388千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 那賀日造設備(大連)有限公司の生産設備等に57,898千円、貝塚工場の機械設備の更新・改良等に33,132千円、ITインフラの整備費用に16,864千円 - 2016-06-30 (188,302千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 那賀日造設備(大連)有限公司の資材倉庫の新設に23,963千円、生産系統ERPシステムの導入に18,148千円、貝塚工場の生産能力向上及び外注コスト削減を目的に機械設備の新設等に73,993千円、社内環境の改善、ITインフラの整備に20,597千円 - 2017-06-30 (39,889千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 那賀日造設備(大連)有限公司での製品製造に必要な器具等に18,552千円、貝塚工場での製品製造に必要な器具等に10,493千円 - 2018-06-30 (84,173千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 那賀日造設備(大連)有限公司での工場建屋の増設工事に55,270千円、製品製造に必要な器具等に9,367千円、姫路工場での生産設備の維持更新、合理化等に18,523千円 - 2019-06-30 (189,252千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 那賀設備(大連)有限公司での工場建屋の増設工事に108,279千円、大阪市中央区への本社移転に伴う内部造作等に15,048千円 - 2020-06-30 (218,246千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 那賀設備(大連)有限公司での製品製造に必要な機械設備及び器具等に50,460千円、会計システムの刷新や基幹システムの導入等に87,144千円 - 2021-06-30 (120,468千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 那賀設備(大連)有限公司での製品製造に必要な機械設備及び器具等に70,094千円、基幹システムの機能追加の開発等に43,000千円 - 2022-06-30 (86,611千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 那賀設備(大連)有限公司での製品製造に必要な機械設備及び器具等に63,744千円、東京事務所移転に伴う内部造作等に7,566千円 - 2023-06-30 (46,316千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 那賀設備(大連)有限公司での製品製造に必要な機械設備及び器具等に32,435千円 - 2024-06-30 (96,594千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 那賀設備(大連)有限公司での製品製造に必要な機械設備及び器具等に44,575千円、本社オフィスの増床等で建物及び構築物に33,117千円
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。