過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、自動車関連、半導体関連、その他自動省力機器を柱に、自動省力機器の製造ならびに販売を主たる事業としています。
事業セグメント
- 自動車関連: 自動車・同部品メーカー向けに、電気自動車(EV)関連、エンジン、トランスミッション、その他車載用電子部品などの自動組立ラインを中心とした生産システムの製造ならびに販売を行っています。
- 半導体関連: 半導体製造工程のウェーハ搬送装置の製造ならびに販売を行っています。主な製品は、ウェーハを各種処理装置に取込むロードポート、ウェーハ搬送ロボットおよびそれらを統合したEFEM(Equipment Front End Module)などです。
- その他自動省力機器: 高性能家電に組み込まれるモーターの組立設備をはじめあらゆる家電製品の生産設備、ストッカー・搬送装置などの物流関連機器およびタイヤ関連生産設備、医療・理化学機器などの製造ならびに販売を行っています。
セグメント別の業績は?
事業の特徴・強み
- 当社グループは、最新のテクノロジーに対応した生産システムエンジニアリング能力と、現場にて培われたモノ造りの経験から、最適なトータルソリューションを提案しています。
- 顧客は各業界において高いシェアを誇る会社が多く、顧客のニーズに応えるための体制が整っています。
今後の展開・方針
当社グループ全体でワールドワイドな販売活動およびサポート体制を構築しています。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
この企業は過去数年間にわたり、主に生産能力の増強を目的とした設備投資を行ってきました。特に熊本工場や関西工場における新設工事や機械導入、ERPシステムの導入などを通じて、効率化と生産性の向上を図っています。また、近年では新基幹システムの導入や研究設備の強化にも注力しています。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2015-03-31 (7億90百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 熊本工場の大型工作機械の導入、建物・機械装置の導入、国内工場のERP(統合基幹業務システム)の新設 - 2016-03-31 (10億47百万円)
目的: 設備更新
詳細: 関東工場の屋根外壁改修工事、熊本工場のパレット自動供給搬送システムの導入、タイヘイテクノス株式会社の石川山発電所の新設 - 2017-03-31 (20億90百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 熊本東工場の工場増築工事、熊本工場の土地購入、国内工場のERP(統合基幹業務システム)の導入、関東工場の第2技術センター工事 - 2018-03-31 (23億97百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 熊本工場の加工機械等の購入、国内工場のERP(統合基幹業務システム)の導入、関東工場の第2技術センター工事、熊本工場の新工場建設工事、タイヘイテクノス株式会社の技術センター新設工事 - 2019-03-31 (4,135百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 熊本工場の新本社工場新設工事、タイヘイテクノス株式会社の石川工場技術センター新設工事、熊本工場の五面加工機の導入 - 2020-03-31 (2,580百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 合志工場建屋及び土地等の取得、生産効率改善に向けた新工場建設 - 2021-03-31 (3,160百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 熊本工場のHeadquarters Building新設工事、熊本工場の横型マシニングセンターの導入、熊本工場の五面加工機の導入 - 2022-03-31 (1,464百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 熊本工場の研究設備、関西工場の新棟建設 - 2023-03-31 (2,708百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 熊本工場の研究設備、土地購入、関西工場の新棟建設、新基幹システム導入 - 2024-03-31 (5,200百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 七城工場増設、熊本工場の研究設備、関西工場建替、新基幹システム導入 - 2025-03-31 (1,362百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 新基幹システム導入、関東工場テント倉庫、熊本工場の太陽光発電システム、タイヘイテクノス株式会社の工場新設
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。