[6272] レオン自動機 の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、食品加工機械の開発・製造・販売を主な事業とし、食品の製造販売も行っています。

事業セグメント

  • 食品加工機械製造販売事業: 日本で食品成形機や製パンライン等の開発・製造・販売を行い、部品や技術指導料、修理工賃なども提供しています。
  • 食品製造販売事業: 北米・南米ではクロワッサンやデニッシュペストリーなどの高加工度冷凍食品の製造販売を行い、日本では天然酵母パン種の開発・製造・販売を行っています。

事業の特徴・強み

  • 当社の機械及び生産システムを使用した高加工度冷凍食品の製造販売や、日本での食品成形機の開発・製造能力が強みです。

今後の展開・方針

今後も食品加工機械の技術開発を進め、グローバル市場での販売を強化する予定です。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

この企業は、過去数年間にわたり生産能力の増強を中心に設備投資を行ってきました。特にオレンジベーカリーの工場拡張や新ライン増設に多くの投資を行い、また新社屋建設や基幹システムの導入など効率化や設備更新にも注力しています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (1,606百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: オレンジベーカリー第4工場の製造用機械装置取得824百万円、建物及び附属設備取得318百万円、業務支援ソフト86百万円、製造用機械装置取得77百万円
  • 2016-03-31 (877百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: オレンジベーカリー第3工場の製造用機械装置取得273百万円、第2工場の建物及び附属設備取得112百万円、社宅寮新築工事131百万円、業務支援ソフト36百万円
  • 2017-03-31 (1,319百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 有限会社ホシノ天然酵母パン種秦野新工場の建物及び附属設備、製造用機械装置取得526百万円、オレンジベーカリー第4工場の製造用機械装置取得174百万円、第1工場及び第3工場の建物取得83百万円
  • 2018-03-31 (313百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: オレンジベーカリー第2工場の製造用機械装置取得48百万円、製造用機械装置取得39百万円、空調設備の更新39百万円
  • 2019-03-31 (2,085百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: オレンジベーカリー第3工場の拡張工事による建物及び附属設備取得843百万円、新ライン増設による製造用機械装置取得349百万円
  • 2020-03-31 (657百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 新社屋建設先行工事、上河内第3工場改修工事に伴う電気設備取得119百万円、製造用機械装置取得50百万円、オレンジベーカリー第3工場新ライン増設に伴う製造用機械装置取得152百万円
  • 2021-03-31 (4,343百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 新社屋建設関連費用2,573百万円、新基幹システム関連費用1,538百万円
  • 2022-03-31 (314百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 外構工事104百万円、オレンジベーカリーの製造用機械装置取得88百万円
  • 2023-03-31 (822百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ホームページリニューアル費用17百万円、上河内工場のLED化工事55百万円、NC旋盤取得32百万円、オレンジベーカリーの製造用機械装置取得343百万円、建物及び附属設備取得160百万円
  • 2024-03-31 (1,912百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: PLMシステム取得366百万円、上河内工場の自家消費用太陽光発電設備取得127百万円、横中ぐり盤取得98百万円、オレンジベーカリーの製造用機械装置取得995百万円、建物及び附属設備取得77百万円
  • 2025-03-31 (1,331百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 上河内工場の製造用機械装置でタレットパンチプレス取得241百万円、マシニングセンタ取得124百万円、ベンディングマシン取得77百万円、オレンジベーカリーの製造用機械装置取得203百万円、レオンアルミの建物及び附属設備取得155百万円

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ