過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、ローツェ株式会社とその子会社12社で構成され、半導体関連装置及びFPD関連装置の開発、製造、販売を主な事業としています。事業は「半導体・FPD関連装置事業」と「ライフサイエンス事業」の2つの報告セグメントに分かれています。
事業セグメント
- 半導体・FPD関連装置事業: 半導体業界やFPD業界向けに無塵化対応搬送装置を開発・製造・販売しています。主要製品には大気用ウエハ搬送装置、真空用ウエハ搬送装置、分析装置、FPD関連装置、モータ制御機器があります。
- ライフサイエンス事業: ライフサイエンス関連装置の開発・製造・販売を行っています。主にインキュベータ(細胞培養装置)や関連ソフトウェアを提供しています。
セグメント別の業績は?
事業の特徴・強み
- 半導体関連装置では、無塵搬送ロボットや各種ユニットにより構成された無塵搬送装置(システム)が主力製品です。特に大気用ウエハ搬送装置(システム)が強みです。
- FPD関連装置では、極薄で大型サイズのガラス基板を搬送するための搬送装置(システム)を提供しており、韓国子会社が開発・製造・販売を行っています。
- モータ制御機器では、ステッピングモータ用のドライバやコントローラを自社で開発・製造・販売しています。
今後の展開・方針
今後も半導体関連装置やFPD関連装置の開発・製造・販売を強化し、ライフサイエンス分野においても自動化装置の開発を進め、研究者の手作業を自動化するためのソリューションを提供していきます。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
過去数年間にわたり、主にベトナムおよび韓国における生産能力の増強を目的とした工場建設および設備投資が行われてきました。特にベトナムにおける工場建設や増築が頻繁に行われており、半導体・FPD関連事業およびライフサイエンス事業においても投資がなされています。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2017-02-28 (0百万円)
目的: 設備更新
詳細: 重要な設備投資はありません。 - 2018-02-28 (1,701百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: ベトナム生産子会社の第4工場建設工事 - 2019-02-28 (4,519百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: ベトナム子会社の工場建設工事及びそれに伴う機械設備投資 - 2020-02-29 (6,041百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: ベトナム子会社の工場建設工事及びそれに伴う機械設備投資 - 2021-02-28 (1,980百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 韓国子会社の新工場増築工事 - 2022-02-28 (2,509百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: ベトナム生産子会社の工場増築に伴う設備投資 - 2023-02-28 (4,653百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: ベトナム子会社における新工場の完成とその生産設備の増設 - 2024-02-29 (1,166百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 韓国子会社のベトナム・サポート会社における新工場の建設
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。