[6378] 木村化工機 の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、エンジニアリング事業、化工機事業及びエネルギー・環境事業の3つの事業を展開しており、製品の種類は多岐にわたります。

事業セグメント

  • エンジニアリング事業: 蒸発装置、蒸留装置、晶析装置、洗浄装置、攪拌機、圧力容器タンク、ステンレス・鉄・樹脂の配管工事等の設計、製作、加工並びに販売と、これら製品の設置並びに付帯工事を行っています。
  • 化工機事業: プラント設備・機器類の関連工事(製作、既設撤去、据付、配管、塗装、保温、試運転調整)及びメンテナンス工事等の管理、請負施工を行っています。
  • エネルギー・環境事業: 核燃料輸送容器及び格納装置、核燃料濃縮関連機器、放射性廃棄物処理装置、放射線遮蔽設備及び実験設備等の設計、製作、加工並びに販売と、これら製品の設置並びに付帯工事を行っています。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 多岐にわたる製品群と、設計から製作、設置まで一貫したサービスを提供することが強みです。

今後の展開・方針

テキストには今後の展開・戦略についての具体的な記載はありません。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去から現在に至るまで、当社グループは「生産設備の充実」を基本に、主に現有設備の更新を目的とした設備投資を継続的に実施してきました。各年度において、エンジニアリング事業、化工機事業、エネルギー・環境事業、全社(共通)の設備更新や工具器具備品の導入を行い、生産能力の維持・向上を図っています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (142百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: エンジニアリング事業、化工機事業、エネルギー・環境事業、全社(共通)の現有設備の更新
  • 2016-03-31 (194百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: エンジニアリング事業、化工機事業、エネルギー・環境事業、全社(共通)の現有設備の更新
  • 2017-03-31 (212百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 化工機事業、全社(共通)の現有設備の更新
  • 2018-03-31 (233百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 化工機事業、全社(共通)の現有設備の更新
  • 2019-03-31 (740百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: エンジニアリング事業、化工機事業、全社(共通)の現有設備の更新
  • 2020-03-31 (154百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 化工機事業、エネルギー・環境事業、全社(共通)の現有設備の更新
  • 2021-03-31 (232百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 化工機事業、エネルギー・環境事業、全社(共通)の現有設備更新、工具器具備品の導入
  • 2022-03-31 (211百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: エンジニアリング事業、化工機事業、エネルギー・環境事業、全社(共通)の現有設備更新、工具器具備品の導入
  • 2023-03-31 (571百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: エンジニアリング事業、化工機事業、エネルギー・環境事業、全社(共通)の現有設備更新、工具器具備品の導入
  • 2024-03-31 (202百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 化工機事業、エネルギー・環境事業、全社(共通)の現有設備更新、工具器具備品の導入
  • 2025-03-31 (552百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: エンジニアリング事業、化工機事業、エネルギー・環境事業、全社(共通)の現有設備更新、機械装置の導入

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ