[6490] PILLAR の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、株式会社PILLARを中心に、子会社21社及び関連会社1社で構成され、ピラフロン製品(ふっ素樹脂製品)、メカニカルシール製品、グランドパッキン・ガスケット製品を主力とした流体制御関連機器製品の製造販売を行っています。これらの製品は幅広い産業分野で重要な機能部品として使用されています。また、不動産賃貸業や保険代理業も行っています。

事業セグメント

  • 電子機器関連事業: 主要な製品はピラフロン製品であり、国内外での製造販売を行っています。国内では㈱エヌピイ工業、㈱ピラー精密及び㈱ピラー九州が製造し、海外ではPillar Technology (Chuzhou) Co., Ltd.、PILLAR Taiwan Co., Ltd.及びPILLAR America Inc.が製造しています。販売は各地域の子会社を通じて行われています。
  • 産業機器関連事業: 主要な製品はメカニカルシール製品、グランドパッキン・ガスケット製品であり、国内外での製造販売を行っています。国内では㈱タンケンシールセーコウ及び㈱ピラー精密が製造し、海外ではPILLAR Taiwan Co., Ltd.、Pillar Technology (Chuzhou) Co., Ltd.、PT. PILLAR Manufacturing Indonesia及びPILLAR Korea Co., Ltd.が製造しています。販売は各地域の子会社を通じて行われています。
  • その他部門: 主な業務内容はオフィスビルの賃貸業、保険代理業及び売電事業です。㈱エヌピイ不動産がオフィスビルの賃貸業を、㈱エヌピイ産業が保険代理業を行っています。また、当社福知山事業所、九州工場で売電事業を行っています。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 当社の製品は半導体・液晶をはじめ、電力、石油、自動車、化学、船舶、土木建築、食品、医薬品などの幅広い産業分野で重要な機能部品として不可欠であり、産業界の広範囲にわたって得意先を持っています。

今後の展開・方針

今後も幅広い産業分野における重要な機能部品の製造販売を継続し、事業の拡大を図ります。また、不動産賃貸業や保険代理業、売電事業などのその他事業も推進していきます。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

当社グループは、長期的に成長が期待できる製品分野及び研究開発分野に重点を置き、主に生産能力の増強を目的とした設備投資を継続的に実施してきました。2015年から2025年にかけて、福知山事業所や三田工場などの主要施設の増強や新設、維持更新を行い、特に2024年には大規模な投資を行いました。2025年には効率化を目的とした自動倉庫の稼働も行いました。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (17億3百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 福知山事業所増強工事に伴う建屋改修
  • 2016-03-31 (14億75百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 生産設備の新設及び維持更新、新本社ビル購入のうち土地取得
  • 2017-03-31 (41億89百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 本社移転に伴う本社ビル稼動、エヌピイ工業㈱の工場増築、生産設備の新設及び維持更新
  • 2018-03-31 (30億8百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 九州工場増強工事、日本ピラー精密株式会社の工場増築、生産設備の新設及び維持更新
  • 2019-03-31 (5,110百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 三田工場増強工事、生産設備の新設及び維持更新
  • 2020-03-31 (3,531百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 三田工場増強工事、生産設備の新設及び維持更新
  • 2021-03-31 (907百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 生産設備の新設及び維持更新
  • 2022-03-31 (941百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 生産設備の新設及び維持更新
  • 2023-03-31 (1,684百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 生産設備の新設及び維持更新
  • 2024-03-31 (14,849百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 福知山事業所第2工場及び三田工場イノベーションセンターの竣工
  • 2025-03-31 (3,223百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 福知山事業所第2工場における自動倉庫の稼働

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ