[6573] アジャイルメディア・ネットワーク の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは「世界中の“好き”を加速する」をビジョンに掲げ、企業やブランドのファンの育成・活性化を支援するアンバサダー事業を主軸とし、製造販売業や小売業など多角的な事業を展開しています。

事業セグメント

  • アンバサダー事業: 企業や商品などブランドのファンを「アンバサダー」として組織化し、SNSを通じたクチコミの促進によるプロモーションを行い、商品・サービスの売上拡大を図る。インフルエンサーマーケティングも実施。
  • 製造販売業: 高気圧酸素カプセル「O2 health」等の高気圧酸素機器及び酸素発生機の設計、開発、製造、販売、レンタルを行う。
  • 小売業: ECサイトにてカラーコンタクトレンズ、音楽・映像ソフト、家電などの小売販売を行う。大手ECモールに出店し、幅広い商品を取り扱う。
  • その他: 上記事業に含まれない既存事業、新規事業の展開を行う。

事業の特徴・強み

  • デジタルトランスフォーメーションの進行により、デジタル・ネットにシフトする消費行動に対応した最先端の専門技術とノウハウを持つ。
  • アンバサダープログラムを通じて、ファンの声による事業貢献を実現。
  • インフルエンサーマーケティングにおいて成果報酬型のアプローチを推進。
  • 小売業において、低価格と商品のバリエーション、納品の早さが評判。

今後の展開・方針

積極的にM&Aや業務提携に取り組み、製造販売業・ECによる小売業・旅行・エンターテインメントなどの事業の多角化を推進し、収益拡大と企業価値の向上を図る。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去数年間にわたり、主に自社開発ソフトであるアンバサダープラットフォームの機能追加を中心に設備投資を行ってきました。近年では、本社オフィス移転に伴う設備投資や、工具器具備品、車両運搬具の取得など、効率化や設備更新を目的とした投資も行っています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2019-12-31 (217,180千円)
    目的: 新規事業
    詳細: 自社開発ソフトであるアンバサダープラットフォームの機能追加
  • 2020-12-31 (78,828千円)
    目的: 新規事業
    詳細: 自社開発ソフトであるアンバサダープラットフォームの機能追加
  • 2021-12-31 (28,207千円)
    目的: 新規事業
    詳細: 自社開発ソフトであるアンバサダープラットフォームの機能追加
  • 2022-12-31 (17,136千円)
    目的: 効率化
    詳細: 本社オフィス移転に伴う建物附属設備への投資および自社開発ソフトであるアンバサダープラットフォームの機能追加
  • 2023-12-31 (7,896千円)
    目的: 設備更新
    詳細: 工具器具備品の取得および子会社での車両運搬具の取得
  • 2024-12-31 (4,555千円)
    目的: 設備更新
    詳細: 建物付属設備の増加および子会社でのソフトウェア投資

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ